こんにちは、漫画大好きなりょう(@mangaryou)です。
今回はザ・ファブル最新刊となる18巻が発売されましたので、その感想になります。
18巻の物語の内容としては、ヨウコとマツさんが手を組み山岡たちを殺す作戦を立て実行に移すというのがメインとなっています。
当然ですが、アキラも巻き込まれボスが最高の殺し屋と評価するアキラvs山岡たちの戦いが幕を開けるという内容です。
細かなところがかなり作り込まれている巻であり、なるほどぉ~と読み直すと笑っちゃうところもあってですね。
いつも通りシリアスとギャグのバランスが作り込まれていました。
長くなりましたが、ザ・ファブル18巻の感想になります!
※ネタバレ注意
社長のアキラとミサキの関係弄り|このやり取りは伏線です。
普通の生活を始めたアキラの素性を知らずバイトとして雇っている社長さん。
面白いおっさんという立ち位置の人なのですが、18巻でも面白いやり取りがありました。
それはミサキさんの想いを知った社長がキューピットになろうとでも思ったのか、バイトとして出勤してきたアキラと2人きりの時に。。。
社長『ミサキは佐藤の事ー好きらしいぞぉ~(ホラどうー!? どう ホラどう!?)』
アキラ『うれしいーッス!』
社長『あ…そう…?(わっっっっっからんなぁ~わからんわ~コレー)』
引用:ザ・ファブル18巻
社長はミサキさんの想いを勝手に伝え、アキラの反応を観ようとしたわけですが、アキラの感情を表に出さないというか感情を殺して普通を演じている姿からは感情が読み取れないという展開です。
大の大人である社長が楽しそうすぎて観ているだけでも面白いのですが、実はこの出来事は後で触れますが18巻後半にて描かれるアキラが最高の殺し屋である理由でもあったという素晴らしい伏線になっていたので、記事を読む間だけでも覚えておいて下さい。
ヨウコ&マツさんvs山岡一味
山岡が両親の仇であることを知ったヨウコと、殺し屋家業を辞めることを決めるも山岡たちが何事もなく開放してくれるわけが無いと感じたマツさんは目的が一致し共闘し山岡たちに奇襲をかけることを決めていましたが、遂にその作戦が実行移されました。
簡単には行かないと思われた奇襲作戦は意外にもあっさりと成功し、ヨウコとマツさんが丸腰の山岡、ユーカリ、アザミに対し銃口を向けるという圧倒的な状況に!
親の仇である山岡に対しヨウコは銃口を向けるも、引き金を引くことを躊躇してします。
そんな姿を見たマツさんはヨウコの代わりに山岡にトドメをさそうとしたのですが。。。
マツ『隠れ家もバレてたー…そのうえこの銃もー…隠し持っていた俺の銃までー…弾が出ないように細工されたいってのかッ…‼?』
引用:ザ・ファブル18巻
ヨウコとマツさんの作戦は山岡たちに筒抜けとなっており、銃から弾が出ないように細工されていました。。。
(゚□゚;)アワワ
山岡たちはヨウコとマツさんの作戦を看破しており、2人の奇襲作戦を知りながら泳がせるだけではなく、親の仇にとどめをさそうとしたら銃から弾が出ず焦るヨウコの表情を観たいがために、ヨウコたちを圧倒的な優位に立たせて遊んでいたわけです。
圧倒的としか言いようが無いほどに、殺し屋としてのステータスの差を感じる展開が描かれたわけです。
これまでも山岡たちは組織でも実力派であることが描かれており強いのは分かっていましたが、予想を遥かに超える強さを持っていて、驚きを通り越して本当に恐怖しか感じられない展開でした。
だって、ヨウコたちが銃の細工に気が付いていたら山岡たちは死んでいたわけですからね?
銃から弾が出ない細工がヨウコたちにバレないことすらも織り込んで自分たちの命を懸けて遊んだわけですから、山岡たちは相当に狂っているとしか言いようはないですし、本当に恐いとかんじました。
(;゚д゚)ゴクリ…
アキラが最高傑作である理由|社長のやり取りを思い出してください!
ヨウコたちの奇襲を見抜き、それを自分たちの命を懸けた遊びに変えてしまう山岡たち。
圧倒的過ぎる実力を見せつけられ絶対絶命の状況に陥ったヨウコたちを救う形で、本作の主人公であり組織のボスに最高傑作と言わしめるアキラが登場します!(厳密にはひょんなことで居合わせています。)
ヨウコとマツさんを圧倒した山岡たちとアキラの戦いが始まるわけですが、18巻目にして遂に組織のボスがアキラを最高傑作と評する理由が明らかになりました!
その最高傑作である所以とは。。。
山岡『なんてこったーあの時ー…この俺が気づけなかったー見事に気配を消してたー同じように強さの気配すらもコイツはキレイに消せるー…』
引用:ザ・ファブル18巻
アキラが最高傑作である所以は、山岡達という一流の殺し屋を相手にもしても自身の気配だけではなく、強さの気配すらも消せるためでした!
僕からすると異次元過ぎる話で、全然理解できないのですが、気配を消して忍び寄ってズドンッ!が出来るから最高傑作だという事なのでしょう。
本当に異次元過ぎて全然理解は出来ないのですが、アキラたちクラスになると気配キレイに消せるというのは圧倒的なセンスが無いと出来ないことということですね。
気配を消せるから最高傑作。。。
本当に良く分からなくいですが、彼らレベルになると気配を察知する能力も段違いなので凄いことなんでしょう。
正直に言わせてもらって最高傑作たる所以が全然しっくりこないですけど。。。
(´-∀-`;)
最高傑作である所以についてはさて置きまして!
ここで思い出してほしいのが、社長とアキラのやり取りです(笑)
ギャグテイストで描かれた社長とアキラのやり取りがありますが、あれはアキラが気配を消す達人であることを描いていたわけですよね。
分かりやすく言いますと、社長もアキラの気配が読めず驚き、山岡もアキラの気配が読めず驚いているわけです(笑)
この事に気が付いてから読み直すと、もう笑いが止まらなくて。。。
アヒャヒャヒャヒャ(ノ∀`)ヒャヒャヒャヒャ
社長とアキラによるゆっるい高校生みたいな場面と、アキラと山岡によるめっちゃくちゃシリアスな場面で描かれている中心部分が全くおんなじなんですからね!?
笑うしかないと同時に、南 勝久先生の凄さに驚きを隠せない展開でした。
興味があれば是非、意識して読んでみてください。
まとめと評価|名作だが完結間近?
物語の内容としては、vs山岡が本格的幕を開け、アキラが最高傑作である所以が明かされ、さらには今回の騒動にミサキさんを巻き込んでしまったアキラは事が終わり次第ミサキさんに全てを打ち明けると明言しました。
ファブルという組織についてを部外者に漏らすことになるわけで、流石にボスも黙っていないでしょうから物語の終わりに確実に近づいているとも感じた内容です。
最終的に山岡たちの上を行くボスと戦う事になりそうですし、最後がどうなるのかを想像して本当に楽しみになる展開で描かれているなぁと感じています。
いつも通りギャグとシリアスの調和といいますか、1冊の中で描かれるギャップが凄すぎて本当に面白い作品だと感じました♪
今後の展開も楽しみですし、早く続きが読みたいなって素直に思ったザ・ファブル18巻の感想でいた!
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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