今回は僕のヒーローアカデミア23巻の感想になります。
表紙は合同訓練最終日で行われているデク達vs心操達をイメージした内容であると同時に、水面下でヴィラン連合が動き出しているという23巻の内容をしっかりと描いた表紙になっていますね。
色々と新しく出てきた事が多い内容であり言いたいことは多いので、さくっと感想に行きます。
僕のヒーローアカデミア23巻の感想です。
※ネタバレ注
ワン・フォー・オールの覚醒|予想以上に危険な力
物語の主人公である出久がオールマイトから継承した能力がワン・フォー・オール(以下OFA)。
この力は身体能力が向上するだけのものだと思われていたのですが、どうやらそれだけでは無いことが明らかになりました。
出久は合同訓練最終戦として普通課の心操達と戦っている最中に、黒い触手のような物を生み出し攻撃しましたがその力は何世代か前のOFA継承者の力であることが、出久の精神世界での会話で明らかになりました!
先代『怒るのは良い怒りは力の源さ なればこそ最も慎重にコントロールしてかねばならん
8人の人間を渡ったワン・フォー・オールは途轍もなく大きな力となった
いいか坊主 お前にはこれから6つの”個性”が発現するさ』
引用:僕のヒーローアカデミア23巻
先代のOFA継承者である人物は出久に対し、OFAが成長していることを告げ今後6つの個性が発現すると伝え、強大な力だからこそヨリ一層精神のコントロールが必要だと告げました。
どことなく師匠感が漂っていていいキャラですよね♪
こういう見た目がゴツくて不器用そうな良い奴って好きです。
( ̄m ̄* )ムフッ♪
とまぁ、この人物がOFAに関しての情報を出久に告げたのですが、ちょっと気になることがあるのです。
それは、なぜこの人物がOFAにより先代たちの能力が継承されることを知っていたのか?という事です。
オールマイトと出久の話によると、オールマイトの先代は女性であり、その女性の前は青年だったとのことです。
つまり、今回登場した先代を名乗る人物は少なく見積もっても4代前の継承者という事になります。
この事について疑問に感じているのはなぜかと言いますと、4代も前の継承者が出久に『6つの個性が発現する』ことを伝えたにも関わらず、なぜオールマイト付近の継承者たちはそのことを知らなかったのか?という事です。
これまでの物語ではOFAはオール・フォア・ワン(以下、AFO)とは異なりあくまでも初期の継承者であるAFOの弟。
彼がAFOにより強引に与えられた超人パワーの異能を、弟が元々持っていた継承する力により受け継がれてきたという話でした。
OFAが進化を遂げ、過去の継承者たちの力を受け告げるように進化したのは良いとしても、なぜそれを先代の継承者が知っているのか?
それも確認できるだけで『だいぶ前の継承者が』という事が疑問なんです。
勿論、OFAの能力の中にある?精神世界にて何かしらの方法で継承者の異能も継承しているという事を知り出久の告げただけという可能性もありますけどね。
それでも過去の継承者が出久に告げたのは違和感としか表現仕様はありません。
仮にこれが、初代であれば初代の意識が能力の中に残り続けており、誰よりも長くOFAと共に居たことで異能も継承されることを知ったとかなら、まだ納得なのですけどね。
誰かも分からないOFAの先代が突如現れ、出久にOFAの真の力を告げる展開には驚きというか戸惑いしかありませんでした。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
なぜ知っていたのか?という疑問はさて置いて、僕が疑問に感じているOFA強すぎ問題について触れていきます。
AFOなんて敵じゃない!|OFA強くし過ぎた問題
僕が最も強く疑問に感じてしまったのはAFOの奪い与える力よりも継承した者達の異能を取り込み強くなるOFAの力の方が危険であると同時に圧倒的に強力であるという事です。
というのも、今回登場した先代は自らの異能がOFAに継承され取り込まれたことで強力になっているとも言っていました。
つまり、OFAは継承数が増えるごとに継承者たちの異能を取り込み彼らの異能を発現可能になるだけではなく、それをOFAの力でヨリ強力な能力に出来るわけです。
AFOの力はあくまでも他人の力を奪い既に持っている能力と組み合わせたり、自らが持っている力を与える程度の能力です。
十分に強力な能力ではありますが、AFOが持つ力はあくまでも他人の力をそのまま使えるようになる程度の物。
しかし、OFAは先代の継承者たちの力を強化し後継者たちに与えることが出来るというぶっ壊れ能力であることが明かされたわけです。
OFAで強化され続けた異能複数持ちvs他人の個性を組み合わせて頑張ってるAFO。
この戦いのどちらに軍配が上がるかなど、異能漫画を読み続けた人たちならサクッと分かるでしょう。
。。。何が言いたいのかと言いますと、現時点でのOFA継承者である出久は潜伏し有能な能力を持つ者にOFAを託すことが正しいってことです。
そうすれば、後継者は先代たちの力を持ちおまけに元々持っている力も使える+OFAで強化もされるわけですからね。
勿論、1世代と言わず数世代先まで潜伏してからOFA内に異能を貯めて出撃すれば余裕でAFOなんて倒すことが出来るのは明白でしょう。
個人的には、自己再生系と壊理ちゃんの巻き戻す能力をOFAに組み込みたいんでとりあえずは壊理ちゃんに継承させたいです。。。笑
冗談さて置き、物語的に本当にこれでいいのか?って思ってしまうほどにOFAを強くし過ぎてしまったと思っています。
おまけに、6つの異能が発現するなら出久1人で戦えちゃうし、もう仲間要らないよね?っていう疑問もあるんです。
オールマイトの先代たちのように、1人なり最低限の信頼できる仲間たちだけでAFOに挑めば良くない?
(ーー;)
OFAはあくまでも肉体強化で、それ以外のサポートに仲間の協力が必要である。
この設定があるからこそ、友情・努力・勝利のジャンプ魂が成り立つ王道ヒーロー漫画だったのに。。。
まぁ考えようによっては先代たちとの友情はあるので、別に今の友達たちは全員きり捨てても良いのかな?
というか、今後6つの異能が発現することが分かった時点でヒーロー課()の奴らなんてただの足で纏いにしかならないので早く切り捨ててAFOとの戦いに備えなよって本気で思いました。。。
(´-ω-`;)ゞ
ラスボス枠の弔|OFAが補正強化されたから足掻いても無駄
ラスボス枠と思われるAFOの継承者となる予定の弔。
だいぶ前から出番が減り続け、今どうしているんだろう?と気になっていたのですが彼は今AFOの相談役でもあったドクターに試練を与えられていました。
そんなこんなで弔は本当にAFOの後継者として相応しいのかを試す試練に臨んでいたのですが、突如として現れたモb…
異能解放軍・デストロ達によるヴィラン連合への宣戦布告が行われてしまい、彼らとの戦いが幕を開けてしまいました。。。
デストロ『解放の先導者は”デストロ”』でなければならない 君たちは名を上げ過ぎた 我々の手で潰し解放軍再臨の狼煙とする』
引用:僕のヒーローアカデミア23巻
ドクター曰く、異能解放軍というのはAFO全盛期にも居たらしく最近はひっそりと潜伏していたようです。
オールマイトが消えたというのが彼らが行動を開始するきっかけにもなったのでしょうが、とりあえずは自分たちと微妙にベクトルが被っていて目障りなヴィラン連合を潰すことから始めることを決意したようです。。。
┌(。Д。)┐
モブというか噛ませ犬感ハンパなくて、次のページで終わってくれていいよって思ってしまったんですけどね。
残念ながら彼はモブではなく準モブに入る部類の方のようで、頑張れば後2巻は出番がありそうです。
キャラとしても魅力が薄く、噛ませ犬としか思えないタイミングでの登場なのでサクッと消え去ってほしいですけど長引きそうな雰囲気もビシビシ伝わってきているのでデストロさんが消え去るのは3巻後と予想しておきます(笑)
まとめと評価|AFO応援したくなってきた
内容としては合同訓練が終わりOFAの真の能力が明かされ、影が薄かった弔たちヴィラン連合が動き出したという内容でした。
ただ、個人的には今回明かされたOFAの真の能力があまりにも強すぎて、今後の展開が不安というのが本音です。
というのも、さっきも書いた通り『OFAで強化され続けた異能複数持ちvs他人の個性を組み合わせて頑張ってるAFO』の戦いでは結果は見えているってことです。
AFOは覚醒する前のOFA継承者たちにすら追い詰められていたんだから勝てるわけありませんよ。
といいますか、OFAが普通に成長していけば余裕で勝てるし、なんなら有能な後継者を探してOFA継承すれば全て解決だから、もう出久要らないじゃんっていうね。
壊理ちゃんの異能が有能だし、とりあえずは壊理ちゃんを次世代のOFA継承者にして能力を食わせた後に治癒持ちの能力者に託しましょう。
本当にAFOを倒す気があるのであれば、出久はもういらない子。
。。。AFOが極悪非道であり本当に倒すべき敵であるのであれば、尚のこと出久はいらない子である。
この揺らがない事実をどう克服していくのか?
堀越先生が出久の必要性をどう描いていくのかが楽しみではあります♪
死穢八斎會の下りがあまり好きではないので、僕好みではない可能性もありますけど楽しんでいこうと思います。
OFAが強すぎるのでは?と本気で感じた僕のヒーローアカデミア23巻の感想でした。
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
死柄木や爆豪がラスボスではないか。世界はその姿を新たな物へと変えていく。主人公も、新しい時代へと変わっていけば、ラスボスも新しい時代へと変わっていく。不思議な主人公が、新たな物語を活躍していく存在となります。デクの使命は、別にある。デクの使命は、この長い平成の歴史に終わりを迎えること。ヒーロー陣営とヴィラン陣営など、超人社会の歴史を終え、現実的な環境に過ごせる時代にすること。ステインが、何故ヒーロー社会を壊そうとしたのか。ヒーローやヴィランのやってる事が、以下に無意味であること。ステインは、ヒーローやヴィランを惨殺していたのも、凡ゆる争い、理不尽、格差を無くす為である。超常が起き、主人公の歴史は大きくなり過ぎた。凡ゆることで、現実は壊され、世界も虚しさのシステムに支配されてるということ。何れ主人公は、この世を蝕み滅ぼす。其処で、ステインは目的を変え、主人公の歴史を導いくのではなく、リセットすること。何れ主人公は、この世界を滅ぼす。だから、ヒーロー陣営やヴィラン陣営がなくなっていくこと。この世が、現実的に過ごす環境になっていくこと。
現実は不思議でなければならない。世界を変えるというのも、現実を取り戻してる事と同じだと覚えておけ。ステインは、最終的に犯罪発生率の減少、ヒーロー陣営の崩壊を狙っているだろう。また新しいラスボス枠の存在が現れて来ること。スパイ組織が現れてほしいものです。また新たな決戦も描かれていくこと。皆よく考えてくれ、ヒーロー陣営やヴィラン陣営が崩壊していくこと。長い平成の歴史・文化を滅ぼし、人々に普通に生きていけられる時代が来ること。デクの使命は、この長い平成の文化・歴史に終わりを常ること。現実的に生きていけられる日々を過ごせること。
この世界には、管理した戦争、そして管理された戦争は実在する。オールマイトとAFOの対決も、政界の物が、管理していたもの。政府公認の組織・情報機関がヒロアカの世界で、実在するものなら、見てみたいものです。ヒーロー陣営とヴィラン陣営とブレイカーの崩壊が、この物語の折でとなる。
コメントありがとうございます。
面白い考え方ですねー!
ヒロアカがどこまで描き、どういう終わりになるかわかりませんが、少年ジャンプってことを考えるとそこまで大きな物語にならずに終わると思います(笑)
ただ、ステインというかなり難しい立場といいますか考えが面白いキャラが出てきているだけに、ステインの存在意義をどう使ってくれるのかが、めっちゃくちゃ楽しみっていうのは同意です!
単に読者が納得できるというよりも、読者を取り込み納得させる終わりを迎えてほしいです!