ハイキュー!!37巻のあらすじと感想※ネタバレ注意|音駒戦決着で感動的な展開も…!

今回はハイキュー!!37巻が発売されたので、感想になります。

表紙は音駒のクロと研磨が飾っており物語でメインとなっている烏野vs音駒の終わりを告げる表紙になっています。

長引きましたが、長引いただけの価値のある終わり方をしてくれた音駒との対決は感動的でした。。。
“(/へ\*)”))

 

脱線気味ですので、ハイキュー!!37巻の感想に行きます!
※ネタバレ注意

vs音駒戦決着|研磨の成長ぶりに感動

烏野と音駒の戦いは主人公たちが属している烏野の勝利で幕を閉じました。

 

このvs音駒戦で個人的に最大の見せ場だと感じたのは、烏野との試合が終わった直後、音駒のセッターである研磨がクロこと黒尾鉄郎に対し発した言葉

研磨『おれにバレーボール教えてくれてありがとう』

引用:ハイキュー!!37巻

負けた直後に研磨からこんな言葉が出てくると思っていなかったこともあって、本当にめっちゃくちゃ感動しました。
感(┳∧┳)動

 

だって、研磨はいつもどこか気だるげで、そこまでバレーボールが好きそうではなかったですから。

そんな研磨が烏野との全力を出し切った戦いをきっかけに心からバレーボールを好きになった瞬間とも言えますからね!

研磨がどんな気持ちで、負けてしまった直後にこの言葉を発したのか?

それを考えると本当に感動的過ぎて、本当に音駒も最高だなって思える展開でした。

 

長引いただけあって、試合は良い終わり方だったと感じています。

小さな巨人対決!|次戦は翔陽vs光来

物語は烏野が音駒を下し、準々決勝へと駒を勧めました。

 

翔陽たち烏野が準々決勝で戦う相手は鴎台(かもめだい)。

高校名は記憶にない方も多いと思いますが、翔陽同様に小柄なアタッカーである星海 光来(ほしうみ こうらい)が所属している高校であり、試合前に。。。!

光来『どっちが現在の小さな巨人か決めようぜ』

引用:ハイキュー!!37巻

身長が高い方が有利なスポーツであるバレーボールにて、背が低いというハンデを乗り越えてきた2人が遂に対決するわけですよ!

遂に小さな巨人を目指している2人の戦いが繰り広げられ、勝敗が決すると思うと楽しみで仕方ないです♪

。。。主人公の翔陽が勝つんでしょうけどどんな展開になるのかが楽しみですっていうのが正しい表現ですね、きっと(笑)

 

それにしても、勝手に2人は決勝で戦うんだとばかり思い込んでいたので準々決勝でこの2人の戦いが繰り広げられるのは意外に感じています。

まぁ光来の所属高校をしっかり意識していればトーナメント表で準々決勝なのは分かり切っていたんですよね。。。

となると、トーナメント表を見れば烏野の決勝戦の相手も分かり切っちゃうんじゃっていう事を思いついたのですが、面白くなくなりそうなので辞めておきました。

 

とりあえずは、翔陽と光来の小さな巨人対決が楽しみな戦いが控えているということが確定した展開でした。

実質師匠・木兎の試合|終わりある3年生ゆえの言葉

翔陽の師匠的な存在である木兎光太郎(ぼくと こうたろう)。

高校生屈指のアタッカーですが、キャラクター性が独特で天然を通り越して狂気染みた謎っぷり発言を繰り返すちょっと抜けた人物です。

そんな彼が負けたら終わりのトーナメント形式の試合中にチームメイトに言うんです。。。

木兎『俺は今まで「みんなのおかげのエース」だったけど あと何日かでお前らとはお別れだからいい加減 ただのエースになるよ』

引用:ハイキュー!!37巻

普段は分かりそうで良く分からない意味不明な発言が多い木兎が、皆への感謝を込めたと思われる微妙に伝わらない言葉を投げかけました。

 

木兎の発言の意味合いとしては、たとえこのまま大会を勝ち続けたとしても高校3年生である木兎には、遅かれ早かれチームメイトと別れの日が訪れるわけです。

そのことを理解し、これまで共に戦ってきた仲間たちに対し『離れ離れになっても活躍し続けてみせる』という意気込みとこれまでエースである自分を支え続けてくれたことへの感謝を込めた言葉なのでしょうが微妙に分かりづらいっていうね。

というのも、状況的に仲間を見限った発言にも取られなくもないタイミングでの発言なのが木兎間溢れる残念さだったかなとは思いました(笑)

 

終始分かりそうで分からないことを言い続けるのが木兎であって欲しいので、出来ればここで負けて変に良いこと言わずに去ってほしいと思ってしまった自分がいます。

どうせ負けるなら烏野以外に負けて物語に意外性を持たせてくれると嬉しいって本音もありますけどね。。。
(; ̄ー ̄川 アセアセ

まとめと評価|内容は良いけどまだ準々決勝…

物語の内容としては純粋な青春系スポーツ漫画であり、それぞれの高校に所属するキャラクターたちがしっかりと描かれているとは思います。

ただ、その犠牲となっているのが物語の進行速度。

1試合1試合が本当に長くなってしまっており、次の試合が準々決勝ということを知った時の絶望感と言ったらもう。。。
(´-ω-`;)

 

勿論、音駒は烏野と交流が深く昔はライバルだったということも考慮するとライバルだから展開が長引いたという可能性もあるにはあるのですが、これまでの物語を見るにそういうわけではないと感じているので先のテンポが本当に心配です。

準々決勝前にこのペースで試合を続けられてしまうと、決勝戦とか何巻かかっちゃうんだろう?という不安が本当にあります。

おまけにバレーボールという狭いコートで行うスポーツということもあって、デジャブっぽい感覚に襲われていないと言えばウソになってしまうのが余計に辛い所ではあります。

 

物語的には見せ場である試合を細かに描く必要があるのでしょうが、読んでいる側としては流石に飽きを感じてしまうほどの長さであるとは言っておきます。

内容は面白いのですが、バレーボールの問題点と単に試合が長いというのが引っかかったハイキュー!!37巻の感想でした!
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

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