無能なナナ3巻のあらすじと感想※ネタバレ注意|明かされる島の真相と新たなナナの変化!

無能なナナ3巻が発売されました!
(*´▽`*)

 

3巻では、ここまで着々と能力者たちを殺し続けてきたナナに変化が起こりました。

人類の敵である能力者を殺すのは良い事だと教え込まれてきたのですが、島で能力者たちと暮らすうちに徐々に心に迷いが生れてきました。

そんな迷いを抱き始めたナナの前に追い打ちをかけるように現れたのが、この島に集められた先代の能力者…
∑(゚Д゚;≡;゚д゚)

 

物語が大きく動いた無能なナナ3巻の感想です!
※ネタバレ注意

先代の能力者

3巻にて、能力者狩りを続けているナナの前に現れたのが橘ジン(たちばな)

 

彼曰く、前回この島に集められた能力者の唯一の生き残りです。

島にいる理由は生き残った後に本土に帰ったら『人類の敵と戦い戦死した』事になっていた為です。

自分が戦った覚えが一切ない人類の敵と戦い戦死したことにされている…

 

明らかにおかしい事に気が付いたジンは姿を眩ませるために敢えてこの能力者が集められる島に潜伏し待ち構えていたそうです。

ちなみに、前回の能力者達もナナのような能力を持たず特殊訓練を受けた人物に全滅させられたわけではないこと。

引用:無能なナナ3巻

前回の能力者たちは誰が最強かを競う為に殺し合いを始めたそう。
(゚□゚;)

 

その結果、ジン以外の人物は命を落としたそうです…

最終的には残ったもう1人を自分の手で殺したのか?それともジンを除き残った2人が相打ちになったのか?などなど。

唯一の生き残りになった理由は語られませんでしたが、前回の唯一の生き残りであるのは間違いなさそうです。

 

ここで重要なのが前回は島に集められた能力者同士が殺し合ったという事ではありません。

戦いが始まると共に教員達は迅速に撤退し、その後島から逃げる能力者に対し戦艦からの砲撃を行ったという事です。

この事から分かるのは政府関係者たちが逃げる準備と能力者を包囲し殺す準備が整っていたという事。

 

まず間違いなく殺し合うように仕向けたと考えて問題ないと思います。

しかし、前回のやり方ではジンという生き残りが出てしまいました。

その為に確実に全員を殺す方法として、能力者を殺すナナのような暗殺者を送り込むようにしたというのが現代なのでしょう。

能力者同士で殺し合わせるよりも、確実に殺しに行った方が良い。

悍ましい考えが見えてきましたね…
( ▽|||)サー

 

ちなみに、唯一生き残った彼の能力は観たモノの外見をコピーし、そっくりそのままコピーする能力です。

コピー対象が能力者であれば、その姿と共に能力もコピーし同性能の能力を有し動物であれば動物の特徴もコピーできるようです。

能力モノでよく登場する何でもありの化物能力者さんです。

事実上の無敵キャラで大抵の場合は主人公or宿敵が有している能力を持つ方が登場しました…(笑)

ナナの変化

3巻にてこれまで能力者を殺し続けてきたナナに変化が現れました。

そのナナの変化が分かりやすいのがこのシーン。

引用:無能なナナ3巻

ミチルの姿をしていたジンを殺すことを躊躇っていたナナ。

本来であればミチルも能力者であり殺すべき対処のはずですが、ミチルがあまりの天使キャラであるが故にナナの精神は揺らいでいます(笑)

天使すぎますからね…ミチルちゃん。
*・”†ε(○´∀`)зε(´∀`●)熔

 

またこの際にナナが大きく戸惑っているのが、自身の行為を無差別殺人と言われた事。

戸惑うの理由は能力者たちを人類の敵であり殺すべき存在としてナナは教え込まれており、人類を救うために能力者たちを殺しているんです。

その為、自分の行為が『無差別殺人』であると指摘され驚きと怒りを隠せないナナ。

自身を正義の執行者であり、人類の悪である能力者だけを殺していると本気で考えているナナからすれば、無差別殺人犯というのはレッテルであり許しがたい事だったのでしょう。

洗脳って怖いなぁって思うよ。
(。 ̄人 ̄)・・・-~~≡ (((*◇*)))

読み終えて

物語が進んだようで進んでいない感じの無能なナナ3巻でした。

4巻で大きく動きそうですが、3巻ではあとホンのちょっとで動くのにッ!ってところで終ってしまっています。

今後の展開が楽しみですが、読者としては悶々しちゃう終わりでした…
(´・ω・`)

 

3巻を整理しておくと、物語としては進展が大きく2つありました。

1つは、能力者を集めているこの島で前回は能力者同士に殺しあわせたという事。

もう1つは、政府が能力者を根絶やしにしたいという陰謀を知っている前回の生き残りとナナが出会ったという事。

 

整理してみると、キョウヤという主人公がいつまで経ってもナナの正体を暴けなかったので、新参者が登場しちゃった感じですかね…?(笑)

頑張りは感じるし賢いのも分かったんですが、詰めが甘いというか心読めていないのそろそろ気が付こうよ感がキョウヤの頼りないところです。

主人公であるキョウヤには、今後の活躍に期待はしていますが詰めが甘くて甘くて…

その内、冴えわたった名推理頼むよ。
キラーン( +☆ω☆)σ

 

無敵能力者が登場したことで、今後の展開がどうなるのか?

コピーさんが出てくると能力系漫画は終わるから心配しかないです。

だって、ほぼ全てを1人で解決できるし『強大な敵登場!=強力な能力ゲット!』っていうクソ過ぎる流れがありますからね…
ヾ(´▽`;)ゝ

 

無敵能力さん登場で今後物語はどうなるのか?

キョウヤの見せ場が残っているのかが楽しみな無能なナナ3巻の感想でした!

それでわっ
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

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