けものフレンズ2期2話】あらすじ感想と考察評価!無印パンダの争い

監督騒動で注目を集めていたけものフレンズ2期の2話目が放送された。

1話目も面白かったのだが、2話目も安定の面白さだった。

1期目とは微妙にベクトルが違う点が目についたが個人的には2期の方が好みではあると感じている。

あらすじ:要点まとめ

要点まとめ

・キュルルちゃんの絵に似ていたので竹が生い茂る駅アヅアエンで下車し、ジャイアントパンダちゃんとレッサーパンダちゃんと出会う。

・レッサーパンダちゃんが、活躍しようと絵の場所を知っていると嘘をついてしまうが、結果としては偶然にもキュルルちゃんの絵の場所に付いた。

・2人とお別れし、次なる駅へ出発。

物語としては、1話目の続きでありモノレールで移動した先の出来事が描かれた。

キュルルちゃんが描いた竹林に囲まれている公園を目指すことになり、ジャイアントパンダ&レッサ―パンダちゃんと出会う。

その後、ジャイアントとレッサ―の悲しい現実を物語に反映しており、動物好きならクスクス出来た物語といって良いだろう。

ここからはクスクス出来た理由も含み感想になる。

レッサ―&パンダの宿命?:現実を反映した関係

物語に新たに登場したのが、レッサーパンダちゃんとジャイアントパンダちゃんである。

2匹の動物の特徴が強い頭部になっているので、どちらがどちらかは言うまでもなくわかるだろう。

引用:けものフレンズ2期2話

この2人の関係性としては、どこでもいつでも寝ることが特技だという人気のジャイアントパンダちゃんに対し、人気で劣るレッサーパンダちゃんが嫉妬している様子が描かれた。

キュルルちゃんの絵の場所をジャイアントパンダちゃんが知っていると言うが案内する前に眠り込んでしまい、そこに現れたレッサーパンダちゃんが私も知っているから案内してあげる!と嘘をついてまで注目を集めようとしていた。

 

この出来事は動物に詳しくないと知るわけもなく意味不明な演出になってしまっているのだが、現実の話として『パンダ』というのは元々はレッサーパンダのことだったのだが、今ではパンダと言えば白黒のジャイアントパンダを思い浮かべるだろう

元来パンダと呼ばれていたレッサーパンダだが、人気の差が激しいあまりジャイアントパンダにパンダという無印の称号を奪われてしまったという悲しすぎる現実がある。

 

これを反映しているのが、けものフレンズ2期2話で描かれたレッサーパンダちゃんとジャイアントパンダちゃんの関係性なのだ。

知ったうえで見てみると、ジワジワと笑えると同時にブラックジョークに近い感覚でレッサーパンダちゃんが可哀想に思えて仕方ない展開であったが動物愛の深さはけものフレンズ1期を超えている気がしたのは事実だ。

キュルルちゃんは過去人確定:外に人類がいる可能性

2話目ではキュルルちゃんが描いた公園を探す物語だった。

引用:けものフレンズ2期2話

キュルルちゃんの絵は最低限の部分を補っており、誰が見てもある程度は分かるほどに上手ではある。

しかし、現代のジャパリパークにはこの場所は存在しておらず、結果として言えば経年劣化?を起こし遊戯はバラバラになっていたのだ

引用:けものフレンズ2期2話

サーバルちゃんが見つけたパーツなどをキュルルちゃんの指示元、組み合わせていった結果としてキュルルちゃんの絵に描かれていた公園が姿を現した。

引用:けものフレンズ2期2話

今回の出来事から1話目でもほぼ確定していたが、キュルルちゃんは過去人である可能性が限りなく高いだろう。

過去にジャパリパークを訪れた際に、要所要所の絵を書いていたが何かしらの理由にて非難を余儀なくされ球状の機械に入っていた。

その後、機会のエラー?により目覚めたが時代が大きく進んでおり、今回の劣化の状況から少なく見積もっても10~20年程度は取り残されたと考えていいだろう。

 

キュルルちゃんが何かしらの理由で長年眠りについていたのは確定だが、今回で僕が感じたのは意外にその年数が短いという事だ。

これは公園が壊れていたとはいえ、子供であるキュルルちゃんが見て修理が可能な程度の破損だったからである。

壊れ落ちたパーツを子供が見ただけで、どうしたら直るかがわかる程度なのだからキュルルちゃんが眠りについていた年数は意外に短い物である可能性が高いだろう。

 

それと同時に、擬人化動物たちが溢れているジャパリパークは人類が衰退した未来の世界ではない可能性が高くなってきたとも感じている。

理由は10~20年程度であれば、人類が生き残っている可能性は非常に高いどころか、人類が作り敢えて放棄したのがジャパリパークの可能性の方が高いからだ。

何かしらの都合で、擬人化動物たちがいるジャパリパークを捨てたと考え外の世界に人類が存在していると考えれば、1話目にて1期のかばんちゃんとの記憶を消されたサーバルちゃんの辻褄も会うだろう。

外の世界に人間が生きていることを知られたために、人類はかばんちゃんを保護したのちにサーバルちゃんの記憶を消しジャパリパークに密かに戻したと考えれば納得できる。

 

人類が滅んだ可能性よりも、敢えて放置していると考えたほうが納得できる流れが展開されていた。

評価:2期はジャパリパークの謎が明らかになるかも

2期の物語は1期に比べ動物の特性や出来事を絡めた物語になっていると感じると同時に、ジャパリパークの謎が明らかになるのでは?とも感じる内容だった。

結局はアニメ1期では謎のまま終わってしまったが、アニメ2期のここまでの流れを見るにジャパリパークの謎が明らかになる可能性が高そうだ。

擬人化動物たちが溢れるジャパリパークとは何なのか?この謎が明らかになる可能性があるというだけ、アニメ2期も最後まで観るしかないと感じているしキュルルちゃんの正体も気になっている。

ただの子供である可能性もあるのだが、ここまでの活躍を見るにもしかしたら外の世界から派遣されたエージェントの可能性も否定できないからだ。

ここまでのキュルルちゃんの行動からジャパリパークを調査に来たエージェントである可能性は否定できないので真偽が気になっている。

 

今後、どういった物語が展開されていくのか?

このペースでジャパリパークを冒険という名の調査を続けるのであればキュルルちゃんはより一層怪しくなるのでキュルルちゃんの行動からは目を離さないようにしたい。

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