弱虫ペダル60巻のあらすじと感想※ネタバレ注意|焼き回しと引き延ばしが酷過ぎる。

弱虫ペダル60巻が発売されたので感想になります。

 

物語は坂道と今泉の元に、箱学の山岳と黒田が追いつくという展開から、最終的には坂道と山岳の最後の戦いが描かれるという展開。

1年目とほぼ同じ内容が続き、ちょいちょい引き延ばしとしか思えない展開が入れられていてガッカリとしか表現しようのない内容でした。

。。。酷い内容だった60巻の感想です。

2年目ラストも坂道vs山岳…|焼きまわし感を強めてしまっただけ。

物語は坂道たちにとって2年目のインターハイ最終日のゴール争い。

今年もゴールラインを争ういのは弱虫ペダルの主人公である総北のエースクライマー小野田坂道と、箱根学園のエースクライマーであり坂道のライバルとして描かれている真波山岳。

去年と同じ2人がインターハイ最後の戦いに臨みます

 

主人公とライバルの戦いなのですが、正直に言わせてもらえば魅力はほぼなし。

強いて言えば、山岳発した。。。引用:弱虫ペダル60巻

『出来事なら捉え方とその後の自分の行動次第で、良いことにも悪いことにも変えることが出来る』

という山岳らしいポジティブな思想が伺えるセリフが良かったとは思いますが、全体的には受け入れがたい展開でした。

 

なぜ受け入れがたいかと言いますと、ここまで描かれてきたインターハイの内容が去年のインターハイとほぼ同じであることが大きいです。

焼きまわしと表現するしかないほどに去年と似通った展開が延々と続いてきたなかで、最後の最後までもが去年と同じというのは流石に読者としては受け入れがたいんです。

仮に山岳が勝利し、最後の結果だけは去年と違うようになっても読者としては『そこじゃない』としか言えないほどに同じ展開が繰り広げられ続けてきましたからね。

ここまで去年と同じ出来事が繰り広げられてしまうと最後が違ったところで、読者としては盛り上がれはしないです。
(;^_^A アセアセ・・・

 

。。。仮に3年目を描くのであれば2年目も山岳が負け、山岳が御堂筋くんバリに勝利に取りつかれる闇落ち展開から、坂道との戦いで純粋なロードレースの楽しさを思い出すくらいしか読みたいと思えないほどにガッカリしています。

まぁ1年目は物語だけではなく先輩たちのキャラもしっかり魅力があったこともあって、本当に面白かったと感じているので手嶋さん辺りに拘ってしまったのが駄作に成り果てた理由だとは思っています。

2年目は手嶋さんに延々と『俺は弱者だから努力でうんぬん』と言わせてましたが、山岳などにも食らいつけるレベルだったので普通に強キャラでしたからね。。。

まともに描かれもしないけど、確かにインターハイには参加しているモブたちの立場考えてよって本気で思っています。
(´-ω-`;)

 

後言っておきたいのが、インターハイを1年生で優勝した坂道が『山王』の異名をとるのはまだ分かるのですが、ライバルの山岳が天空の羽根王子(スカイプリンス)っていうのはちょっと引きました。

スカイプリンスって。。。

この異名を誰が命名し、誰が広めたのか?っていう事が気になり過ぎて物語に集中できなかったですし、痛々しくて可哀想だなって思いました。
アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー

 

巻島さんと東堂さん登場させてもね|引き延ばし感が酷い。

60巻ではインターハイ最終日が描かれているのですが、読者として全く記憶にない坂道と山岳の過去回想が入った挙句に、人気キャラ?の巻島さんと東堂さんが登場する始末。

引用:弱虫ペダル60巻

坂道の先輩であり同じくクライマーだった巻島さんや、山岳の先輩でありクライマーだった東堂さんが出てくること自体は違和感はないです。

物語的に主人公とライバルにとっては憧れであり師匠的な存在だった人達ですから。

ただ、ただでさえインターハイ最終日の最後の戦いを引き延ばしているとしか思えない展開が続いている中でこの2人を出されても引き延ばしでブッ混まれたとしか感じられず素直に寒いと感じました。

 

無駄なことを入れずサクサクと進めば60巻で最後の結果まで描けたでしょうし、読者が求めていることと作者のやりたいことに大きすぎるズレがあると感じています。

長々と去年のインターネットの焼き回しを見せら、ちょいちょい無駄としか思えない展開が差し込まれる。

こんな描かれ方をされたらインターハイ3年目を素直に楽しみに待てないですし、正直に言わせてもらえば2年目で完結すれば…って思っています。

 

本当に酷いし、怒りすら感じています。
(ー’`ー;)

評価とまとめ|インターハイ3年目も描くのか?

あらすじ|要点まとめ

・坂道&今泉に山岳&黒田が追いつきトップ争いは坂道と山岳に移行。

・無駄な回想が入りトップ争いの結果次巻へ。

全体的には去年の焼き回し感を強めてしまった内容だと言っておきます。

これといった魅力もない過去回想などが入るも、最後の戦いに臨む坂道と山岳は心境的に去年とほぼ変わらないとすら思えてしまうような最後の戦いであり、魅力は皆無でした。

アニメ化もされた人気作品ですしインターハイ3年目も描くのでしょうが、現状では読みたいとは思えない内容だとハッキリと言わせてもらいます。

 

正直に言わせてもらえばインターハイ2年目が終わってすぐにインターハイ3年目を描き始めて、戦いの中で過去回想の形で出来事を入れていくくらいの変化を付けてくれないと読者として満足はできないかなって思っています。

インターハイ2年目は本当に焼き回し感が強すぎ擁護しようがない。

デジャブという言葉がありますが、言葉の意味が良く分かるのが弱虫ペダルだとすら思うほどに焼き回しが酷すぎる。

 

1年目が好評だったからと2年目も同じ展開をやればいいってものではないと気が付いてほしかった。

1年目に比べると、本当にただただ酷い作品に成り果てていると言っておきます。

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