発売日:18年10月23日
作者:小山宙哉
連載誌:モーニング
要点まとめ
エディたちが無事月面を離脱。
離脱時のトラブルで、ムッタたちの帰還艇がない状態。
ムッタとフィリップの活躍で月面で天文台完成かと思いきやエラー発生。
地球ではムッタたちを救う計画が頓挫し他国に救出を依頼することに。
月で負傷したベティを治療のために地球へ返す展開を中心に描き、月面にムッタ達の帰還艇がなくなってしまう展開でした。
救出作戦を考えていましたが、結果としてその作戦は頓挫。
宇宙技術の進んだ他国にムッタ達を月面から救援する作戦を託す展開で終わりです。
他国というのは物語からして日々人がいるロシアでしょうし、月に居るムッタを助けに行けば2人で月面に立つというエディとブライアン兄弟が出来なかったことを2人が実現して物語の中心も達成になります。
物語が本格的にクライマックスに突入した展開です!
救出難航:日々人が月へ!?
太陽フレアの影響で月面からの地球へ移動する手段を失ってしまったムッタとフィリップ。
2人を救出するための作戦を考えていましたが、政府の都合により救出作戦は中止になってしまいます。
途中からは言った言わないのやり取りになりに。。。
結果としては政府の決断を覆せないことを悟り時間を無駄にしない為にも代わりの案を探すことになりました。
その代わりの案というのが。。。
バトラー『そうだな 他国に助けを求めよう』
引用:宇宙兄弟34巻
自国内ではどうしようもないことを悟り、海外のチームに救援を求めるという案です。
実質的に宇宙に何かを送ることも拒否され、ムッタ達の救出は自国内のみでは不可能である。
そう決断し早々に他国に救援を求める事を決断しました。
展開としては、間違いなくロシアにいる日々人が月にいるムッタを救いに行く展開でしょう!
物語的にも宇宙を目指した兄弟が2人そろって月面に立つ。
宇宙兄弟という物語で描かれるべき事柄の1つですし、間違いなく2人が月面に建てる展開が待ち受けていると思います。
ムッタと日々人が一緒に月に立つという夢が実現する。
さらに、一緒にシャロンの天文台を完成させられる!
感動的過ぎてもう泣いている。
(ノДT)
無難すぎる展開と言ってしまえばその通りだと思いますが、これまで読んできて文句は一切ない。
素晴らしい終わり方だと思いますし、大満足です。
最高だし本当に素晴らしかった。
感(┳∧┳)動
。。。まだ完結していないですけど(笑)
ベティの手術:カルロ最高
月面で負傷したベティを救うために地球に向かっていましたがベティの容体に変化が。
出血量が増えてしまい地球に帰還する前に急遽ISSでの手術をする必要に迫られました。
無事ISSに到着しベティの手術が始まります。
手術当初は地上からクジョーがロボットを遠隔操作して手術する予定でした。
しかし、電波の悪さと太陽フレアの影響と思われる機械トラブルに見舞われ遠隔手術を断念。
ISSで手術できるのはカルロだけであり、技術的に不足しているカルロに対しクジョーが遠隔指示を行いながらベティの手術をすることになりました。
手術の結果は成功に終わり、無事にベティは一命をとりとめました。
その際の流れで印象に残っているのがこのシーン。
手術を終えたカルロが息苦しかった海面から飛び出してくるという心理的描写です。
いつも自信過剰で本当に何言っているのかわかりそうでわからないポエムを語りだすカルロ。
手術前後も余裕があるような振る舞いをしていました。
そんな振る舞いのカルロでしたが、やはり心理的にはギリギリだったというのが分かる展開です。
ともに訓練を乗り越え月に立ったベティの命が自分の腕に左右されているという状況にプレッシャーを感じていたのが伝わってきますし。
カルロにとってどれだけベティが大切であり、普段は表に出さないですが仲間をとても大切に思っているのがわかるシーンでもあります。
ただただかっこよかったし泣いた。
いい奴だな。。。
(ノ_-。)
まとめ:良い物語過ぎる
物語は本格的にクライマックスに突入した展開です。
月面で負傷したベティはカルロの手術で無事に一命をとりとめ、あとはムッタ達が帰ってくれば無事に完結です。
ムッタ達の救出作戦は難航していますが、救援を他国に求めた。
この展開から今は他国のメンバーとなっている日々人がムッタの救援に行くのは当たり前の展開でしょう。
単純な展開ですが、めっちゃ熱いですしめっちゃ期待しています!
と言いますか、感動的過ぎて泣けるというか泣いている。
(ノ_-。)
いい話だったなぁ。。。
宇宙兄弟は本当に名作だと思うし、ちゃんと全国の図書館に義務付けする必要があると思う。
本当にただただ名作。
語彙力無くなる素晴らしい物語です。
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