盾の勇者の成り上がりの放送が開始された。
1話目は1時間の放送となったが、内容としては世界観の説明と盾の勇者が落ちぶれた理由が描かれる内容で意外に物語は進まなかった。
絶望的な状況を描くためにゆったり使った印象で、物語に引き込ませる1話目としては非常に良かったと思っている。
あらすじ:異世界を救う
物語は主人公の尚文が突如異世界に盾の勇者として召喚されることから始まる。
召喚された世界には終末の予言があり、世界を破滅に導く波が幾重にも重なって襲ってくる。
引用:盾の勇者の成り上がり
波を止めない限り、砂時計が進み続け最後には世界は終わりを迎えるそうだ。
その波を唯一止めることが出来るのが四聖勇者であり、彼らは異なる4つの伝説の武器、剣、槍、弓、盾を持ちそれぞれの武器名の勇者として呼ばれている。
引用:盾の勇者の成り上がり
つまり、物語は異世界が滅びの運命から世界を救ってもらう為に4人の勇者を召喚し、4人の勇者は異世界を救うために戦うという物語である。
ちなみにだが、四聖勇者は召喚された時点ではレベル1であり波を止める力はないのだが、レベルを上げていくことで波を止め世界を破滅から救う力を持つとされる。
この伝説の武器を持つ4人でパーティーを見たいところだが、伝説の武器は共闘すると反発してしまうので4人での行動は出来ないという大きなデメリットが存在するために別々の行動をとる事になった。
尚文をハメた理由:世界の破滅が望み
盾の勇者は攻撃することが出来ず、パーティーを募った際には誰1人として立候補したものが居なかったが怪しげな女が仕方なしに仲間になってくれた。
しかし、この女の本当の目的は盾の勇者である尚文をハメる事であり。。。
引用:盾の勇者の成り上がり
盾の勇者に寝込みを襲われたと嘘をつき盾の勇者を孤立させ、地位を奪う事だった。
寝込みを襲った容疑でお縄になった尚文は、当然やっていないと自身の潔白を必死に訴えたのだが、王や他の四聖勇者たちにも信じてもらえず。
結果として、盾の勇者は地位と信頼を失うことになり思惑通り孤立した。
尚文をハメた女の目的がなんだったのかと考えていけば、可能性として最も高いのは世界の破滅を望んでいることだろう。
この世界では四聖勇者を再度召喚するには、四聖勇者が全員死ななければならないとされている。
四聖勇者が1人でも生きていれば残りの四聖勇者を再度召喚することは出来ないのだ。
つまりだ。盾の勇者を陥れ人々への恨み抱かせることで、他の四聖勇者全員が殺された状況にて盾の勇者に人々への復讐の好機を作ればいい。
盾の勇者は攻撃力がないが、防御力は一流でありおおよそ人間には殺すことが出来ないだろう。
終末の予言により、人類は四聖勇者に頼るしかないが他の3名は息絶え再度召喚するには盾の勇者を殺すしかない。
しかし、盾の勇者を殺すことは出来ず、おまけに自らを信じなかった人々への恨みで波を止める気はさらさらない。
こうなってしまえば、人類は確実に滅びへと向かうのだから女の目的は世界の破滅である可能性が最も高いだろう。
奴隷の少女:仲間
女に嵌められ孤立した尚文は1人でレベル上げをしていたが、盾の勇者は攻撃力がなく長所は防御力しかない。
その為、スライム相当と思われる雑魚を倒すことも時間がかかりレベルが思うように上がらないのだ。
レベルを上げる為に攻撃ができる仲間が欲しいが、強姦疑惑で誰も仲間になってくれる人がいない尚文に声をかけてきたのが奴隷商人だった。
多くの中の奴隷から尚文が興味を持ったのが。。。
目が死んでいる猫耳娘。
同じく異世界から召喚され仲間だと信じていた四聖勇者達に信じてもらえず絶望した尚文は彼女に内に自信と似た感情を感じたのだろう。
1話目のラストではこの子を買う?かを決めはしなかったが、エンディングなどに登場しているので買い仲間にすると思われる。
ハメられ落ちぶれた盾の勇者と奴隷の少女。
文字通り底辺から始まる2人の物語が幕を開けた!
まとめ:四聖勇者が頭悪い件
まず物語の主人公である尚文に関しては、異世界に転生され、はしゃいでいたが可愛い女の子に嵌められ全てを失い笑顔が消えるというドM展開で幕開けとなった。
異世界に転生されその世界の人々に無実の罪で白い目で見られる続けるのだから、ある意味でご褒美だが一般的には辛いという表現が最適だろう。
真面目な話をすれば、嵌められ方も悲惨の一言だが尚文にとって最もつらかったのは仲間である他の四聖勇者が誰も信じてくれなかった事だと思う。
共に異世界を救う仲間にこうもアッサリと裏切られたのだから、絶望というか他の四聖勇者への恨みは想像を絶するものだと感じた。
それにしても、物語の序盤からして他の四聖勇者の頭が良いのか悪いのかが良く分からない点は気になった。
序盤ではそれぞれキレ者の雰囲気を醸し出していたのだが、女の嘘にあっさり引っかかるという馬鹿っぷり。
そもそもの話として、女は寝込みを襲われたと言っているが、尚文は自分の防具が槍の勇者に手渡されていることも指摘していたのだから、防具についての事実確認を取れば女が嘘をついているのはすぐに分かったはずだ。
女の言葉には100%MAX全力で耳を貸し尚文の言葉には耳すらかさない。
こいつら馬鹿なの?って本気で感じたし、他の四聖勇者が尚文以上に女性耐性無いっていうのは良く分かったし、この世界終わったなと感じざるを得なかった。
これから盾の勇者がどうなっていくのか?
波を止めるついでに他の四聖勇者殺していいと本気で思えるし、仮に尚文が他の四聖勇者を殺したとしてもその行動は支持する。
女耐性ゼロのかしこぶってる馬鹿共は殺していい。
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