双星の陰陽師16巻のあらすじと感想!加布羅が強すぎて勝てる気しない。。。

双星の陰陽師16巻では、

悠斗と婆娑羅4体が一斉に動き出した後の物語で、

陰陽師の最強戦力である十二天将3人と、

3位の婆娑羅・加布羅(がぶら)の戦いがメインに描かれました。

 

そして、主人公であるろくろの閻魔道家と、

婆娑羅である銀鏡(しろみ)との戦いも幕を開け、

様々な場所で異なる婆娑羅と陰陽師の戦いが繰り広げられる展開となっています!

16巻の要点まとめ

加布羅(がぶら)vs五百蔵(いおろい)&膳所美玖(ぜぜみく)&さだ桜戦決着。

加布羅戦にて十二天将・美玖死亡。

閻魔道家と婆娑羅・銀鏡(しろみ)の戦い開幕。

五百蔵の娘・志鶴が勾陳(こうちん)継承。

天馬がかたき討ちに。

3位の婆娑羅・加布羅との 戦いが激化し、

参戦した十二天将3人の内2人が命を落とす展開でした。。。
(;^_^A アセアセ・・・

 

圧倒的過ぎる婆娑羅の力の前に、

為す術がなさすぎる陰陽師たちの姿を見て、

ただただ陰陽師弱すぎるといいますか。

 

戦力の差がありすぎると感じたのですが、

ラストで最強の陰陽師・天馬が出陣したので、

17巻での活躍待ちです。

 

本当に滅びそうな勢いでしたからね。

3位の婆娑羅・加布羅1人で陰陽師たちが。。。
(; ̄ー ̄川 アセアセ

 

それほどまでに3位の加布羅強すぎると感じた内容でした。

というわけで、気になったところに触れていきます。

勾陳の継承者

3位の婆娑羅とされながらも、

1位と2位が表に出ないことや、

これまでに十二天将を含む100人越えの部隊を撃退したことなど。

 

実質的に最強の婆娑羅として恐れられている加布羅。

 

そんな加布羅と、

十二天将・勾陳を含む五百蔵家の戦いが始まりましたが、

勾陳が個体相手に能力を発揮しにくい十二天将であることもあり、

戦いは一方的な展開になりました。

 

近くで戦っていた膳所美玖たちの増援までも持たせようとするも、

加布羅の強さは予想以上のものであり、

あっさりと勾陳の継承者が命を落とすことになりました。

 

継承者をはじめ五百蔵家の面々がカブラに殺されていく中、

救援に駆けつけた十二天将の美玖と桜により、

五百蔵家で唯一生き残っていた志鶴が。。。

引用:双星の陰陽師16巻

重傷を負い辛うじて生きている父であり前継承者対し、

涙ながら自らが最強の女陰陽師になることを誓い

十二天将である勾陳を継ぐことになりました。

 

家族団欒な大家族が印象的な五百蔵でしたが、

今回の戦闘で家族を半数以上をうしなったわけで、

今後が心配ですが志鶴の今後の戦いも楽しみになる展開であると同時に。

 

最強の女陰陽師になるという発言が、

ろくろを意識した発言でもあったのかな?と、

こんなときにラブコメかよっ?って思ったりもしました。
(; ̄ー ̄川 アセアセ

 

タイミングがタイミングだけに違うんでしょうけど、

志鶴はろくろに惚れている感じもありますし、

脳裏をよぎったのは事実です。

加布羅を見て思うこと

こうして勾陳を継承した志鶴。

加布羅と戦っていた美玖と桜の元に駆け付けますが、

戦況は十二天将2人相手にも関わらず加布羅の圧勝状態。

 

3位の婆娑羅が伊達ではないということですが、

予想以上の強さであり、

加布羅に対して相性がよさそうな膳所美玖すら寄せ付けませんでした。

 

想像をはるかに超える実力を見せつけましたが、

最後は美玖、桜、志鶴が協力し、

下層への扉に加布羅を吹き飛ばすという終わりだったのですが、

その際の加布羅が印象的で。。。

引用:双星の陰陽師16巻

死力を尽くして戦っていた十二天将達に対し、

敗北を認めながらもその表情は、

めっちゃくちゃ軽いノリでお遊びと言わんばかり。
∑(; ̄□ ̄A アセアセ

 

その無邪気な表情からは、

とても命がけの戦いをしていたとは想像もできませんし、

本当にただの遊びだったと言わんばかりで、

吹っ飛んでいった加布羅が本当に印象的でした。

 

数千年の時を生きているとされる婆娑羅たち。

彼らにはそれぞれの個性があるのはわかっていましたが、

命がけの熾烈な戦いを何も感じず無邪気に楽しんでいた。

 

人の姿をし人の言葉を話す婆娑羅たちですが、

やはり話し合いは無意味だろうし、

根本的な部分で人とは違う生き物なんだなって感じました。

 

1位の婆娑羅・千怒は陰陽師のような姿をしており、

落ち着きを見せる立ち振る舞いから、

婆娑羅とも普通に話すこともでき、

分かり合うこともできそうだと思っていたんですけどね。

 

加布羅の姿を見る限り、

やはり婆娑羅は婆娑羅であり、

彼らと人間は分かち合うことのできない生き物である。

 

本当に異なる生き物であり分かり合えないなって思った展開で、

少し寂しかった戦いでもありました。

まとめ

4体の婆娑羅に優斗の出現など。

物語が大きく動き出した双生の陰陽師。

 

婆娑羅側は1位2位は動く気なしという状況ながらも、

陰陽師の主戦力である十二天将が束になっても、

3位の婆娑羅・加布羅相手にすら、

手も足も出ないという戦力の差を感じる展開でした。

 

昔からその気になれば婆娑羅は勝てたんじゃないかな?って本気で思うし、

こうなってくるとより一層、

婆娑羅たちの目的が分からないなって感じました。

 

割と謎が多いまま物語が進んでいるし、

婆娑羅たちは何が目的なのか?とか、

婆娑羅という生物は最終的に、

何を目指すために存在しているのかが気になる展開でした。

 

1位2位はやる気ない状態ですし、

3位の婆娑羅最強すぎる無邪気な子供で、

方向性が一切ないですからね。

 

彼らが生まれた意味といいますか、

なにを目的にケガレは婆娑羅になっていくのか?

うまく言えないんですが、

存在そのものの意義が疑問だらけになってきたと感じる今日この頃。

 

今後様々な事柄が明かされると思いますが、

陰陽師と婆娑羅たちの戦いがどう決着するのか?

何をもって決着というのかが楽しみなところです。

 

ここまでの物語的に普通に戦って倒せる相手ではないでしょうし、

戦い以外の解決があってほしいなって本気で思っています!

 

バサラ4体&悠斗の出現!

物語が大きく動き出し目が離せない双生の陰陽師16巻の感想でした!

2 COMMENTS

りょう へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。