国土交通省により15日付で大雪の際に特定の地域でタイヤチェーンを付ける事を義務付ける方針が発表されました。
近年では雪が降る機会が増えていることもあり、多くの地域で適用される可能性が高いです。
安全のためとは言え、タイヤチェーンが必要になるわけで必然お金もかかります。
ちょっと面倒な義務が始まりそうなので、現時点で発表されている事柄や、今後タイヤチェーンを義務付けられるであろう地域。
今後必要になるタイヤチェーンの付け方やお勧めなどについて紹介していきます。
大雪の定義とは
まず最初に紹介したいのが、国土交通省がタイヤチェーンを付ける事を義務付けている大雪の定義です。
大雪の定義は明確になっており、それは
気象庁が警報を出すレベルの大雪
となっています。
気象庁が警報を出すレベルの大雪の際には、ここ数年だけでも立ち往生やスリップによる事故などが多発しています。
そういった交通の妨げになる立ち往生や事故が防ぐためにタイヤチェーンの装着の義務化を決定。
少々お金はかかりますが、現実的には大雪時にも安全な交通が確保されるという事になります。
指定される区域は?
現時点で国土交通省からタイヤチェーンの着用の義務化を今月末から開始することが発表されている地域は約20区間。
ですが、現時点で明確に発表されてはいるのはその内の2区間。
福井県の国道8号の区域
北陸自動車道の福井県内の一部
という去年など間近な年で立ち往生や大雪による交通事故が発生した区間です。
この他にも今月末から義務化が施行される区間が18か所ある事が正式に発表されています。
特に雪が多い東北地方にかけては多くの区間に義務が科せられるという事ですので、去年等に事故があった区間には義務が発生すると考えておいていいでしょう。
また、来年以降にも順次タイヤチェーンの義務化区域の拡大が宣言されており、最終的には約200区間が対象になるそうです。
大雪による事故や立ち往生など。
そういった事が起きたことがある区間では、タイヤチェーンの義務化が行われると思っておいていいでしょう。
タイヤチェーンとは:簡単に付けられる
タイヤチェーンと聞くと、タイヤの下にチェーンを置いてからバックする成り前進する成り。
とてつもなく装着がめんどくさそうな印象がありますよね?
実際、僕はめちゃくちゃ面倒なイメージしかなかったのですが、調べてみると現在のタイヤチェーンはワンタッチ式の物も多く存在していました。
百聞は一見に如かずということわざもありますので、こちらのJAFが紹介している付け方をご覧ください。
鉄製のタイヤチェーンと非鉄製のタイヤチェーンの付け方が紹介されています。
どちらもワンタッチ式であり、紹介されているモノを除いても大抵の場合はワンタッチ式になっています。
購入時に確認する必要はありますが、ネット通販などで購入する際はジャッキアップ不要という名目がある事を確認しましょう。
ジャッキアップ不要とは、車を持ち上げる必要がないことを意味していますのでサクッと簡単に付けられるタイプであるという事になります。
タイヤチェーンの選び方
タイヤチェーンは金属製と非金属製どっち?女性や家族がいる場合は!
まとめ:タイヤチェーンで安全に運転をしよう
大雪の際には指定の区間でタイヤチェーンの義務化が開始されますが、乗り手にとってはメリットとも言えるでしょう。
これまでも大雪の際にはタイヤチェーンを付けている人も多かったですが、付けていない人が動けなくなり迷惑したこともありましたからね。
またタイヤチェーンを付けていない車のスリップ事故なども防げるので歩行者としても嬉しいことばかりだと思います。
歩道を歩いていて突っ込まれちゃどうしようもありませんから。
タイヤチェーンの購入する分は少々勿体ない気もしますが、値段は平均して2000円前後です。
たった2000円で事故を防げますので、無理に節約せずに購入しておきましょう。
義務化どまりと侮らず素直に着用することをお勧めします。
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