発売日:18年10月19日
作者:原泰久
連載誌:ヤングジャンプ
あらすじ:要点まとめ
信が王毅将軍の矛を使いこなしガクエイを倒す。
亜光将軍は王賁の救援でかろうじて一命をとりとめる。
山民族は3兄弟の内2人の首を取ることに成功。
代償としてようたんわが敵に捕らわれる。
残りの山の民が犬戎族の城に攻撃開始。
物語は楊端和たちの戦況を中心に描かれました。
楊端和側の作戦に嵌り犬戎族と趙軍が負けるまで秒読み段階です。
また朱海平原では信が王騎将軍の矛を使いこなすなど熱い展開もあった巻です。
大まかに流れを紹介したところで細かな感想になります。
楊端和:自らを囮に
作中で山の王である楊端和は、犬戎族たちとの戦いの末に盛大に追撃を受けた結果、敵に捕らわれてしまいました。
厳しい状況に思われたのですが、エンポじい曰く兵糧を失った楊端和が考え抜いた作戦だったようです。
引用:キングダム52巻
楊端和が昔から使っている作戦らしく、自分自身が最上のエサであることを自覚している故の作戦だそうです。
今回の犬戎族の王もそうですが、どうやら山間民族の人たちは楊端和が敵将なのに殺さず捕まえたがりますからね。。。
割と戦いそっちのけで子供作り意識の姿を見てしまうと、やっぱり強い美女ってのがこの世界では最高なんだなと思う。
戦いそっちのけで捕えに行くって、かなり異常な展開でグダグダになってしまっている気がします。
そもそも楊端和をごり押ししたことが原因と言いますか。。。
史実では朱海平原に汎用性の高い将軍を来させない為の足止めが目的だったはず。
にも拘らず見せ場作りのために強引に敵を追撃させてから、魅力皆無の敵たちとの無駄な戦いの始まり。
(´-∀-`;)
今描かれている戦いは知名度が高い王翦将軍が出ている戦いゆえに、誰しもが結果を知っている様な戦いです。
なので、出来ればもう少しサクッと終わってほしいといいますか、少なくとも楊端和とか
人気が出たから見せ場作りました!
みたいな展開は出来る限り辞めて欲しいとは思います。
人気キャラにスポット当て始めるとロクな事にならないから本当に辞めて欲しいです。
王騎将軍の矛:第将軍への道
最大の存在感があるのが王騎将軍。
大将軍を目指す信が唯一出会った六大将軍であり、信にとって憧れの存在です。
そんな王騎将軍は戦場に命を落とし、自らの死を悟った後に何を想ったのか自らの矛を信に渡しました。
憧れの大将軍から矛を受け継いだ信ですが問題があります。
それは王騎将軍の矛は重く未熟な信は使いこなすことは出来なかったのです。
こうして長らくの間、倉庫に眠っていた王騎将軍の矛を今回の戦いで初めて信が持ち出す展開が描かれていました。
戦いに持ってきたはいいものの、結局はなかなか使いこなすことが出来ず振り遅れてばかり。
なんで持ってきたんだろう?と疑問に感じる展開でしたが、52巻にて遂に王騎将軍の矛を使いこなしました!
引用:キングダム52巻
信にとっては大将軍の道の途中ですが、王騎将軍の矛を完全に使いこなしたった1振で敵に畏れを感じさせるだけに成長!
目指している大将軍と同じだけの力を手にしたと思うし、託された王騎将軍の矛を完璧に使いこなす胸アツ展開が繰り広げられました!
まだ大将軍の地位を得ていないですが、既に大将軍級の実力は手に入れたといって良いでしょう。
今後、信がどう成長していくのか?
そして、信が1巻冒頭で李信将軍と呼ばれているように、なぜ『李』という言葉を付け加えたのか?
今後の成長も楽しみだなと思った52巻でした!
まとめ:50・50
52巻では遂に楊端和たちの戦いに決着が付きそうです。
グダグダと言いますか人気ゆえに魅力皆無の敵と戦わせ無駄に見せ場を作ろうとしたのが問題なきはします。
完全に何もない戦いですから。。。
楊端和たちの戦場って。。。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
それに引き換え、朱海平原では信が王騎将軍の矛を使いこなす胸アツ展開!
王翦絡みだと結果が分かっているんですし、熱い展開だけ描いて無駄な戦いをサクッと終わらせて次に行ってほしいです。
せっかく主人公が師匠の矛を受け継ぐ熱い展開があったのに、無駄な戦いのお陰で微妙な巻としか思えないのが本当に残念です。
今後の信の活躍には期待!
楊端和の戦いはさくっと終わらせてください!
お願いします。
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