オーバーホールとの戦いに決着がつき、
物語は雄英文化祭に突入!
雄英文化祭を邪魔するという、
なんとも微妙な理由で行動している、
ヴィランのジェントルとデクの戦いが描かれます!
チープなヴィランという印象が強かったのですが、
ジェントルとの出会いでデクが成長した巻であり、
それと同時にオールマイト不在となったヒーロー界に、
新たな敵が牙を向く!という物語が展開されました!
一難去ってまた一難。
そんな感じの内容です。
20巻の要点まとめ
デクvsジェントルが決着。
雄英文化祭が無事に開催。
エリちゃん笑顔。
エリちゃんの能力に回復の兆しあり。
ノウムの新型が登場。
年に一度の雄英文化祭の妨害を企てるヴィラン、
ジェントルとデクの戦いに始まり、
前回の戦いで保護することになったエリちゃんのその後など。
ゆったりした物語が中心となり、
最後に大きな事件へと続く戦いが繰り広げられました。
ここからは、
気になったところについて感想になります。
vsジェントル&ラブラバ
動画配信者であり、
学園祭に多大な迷惑をかけようとしていた、
ヴィランであるジェントルとラブラバ。
偶然遭遇したデクと戦闘が繰り広げられるなかで、
ジェントル達のヴィランでありながらも、
これまでに出会ったまさに『悪』というヴィラン達とは、
一線を画してる姿が描かれました。
はたから見ればおかしな言い分であり、
ふざけているようにしか見えないジェントルとラブラバ。
そんな2人との戦いの中で、
彼らの思いが本気であることはデクにも伝わっていき、
戦いに勝利したデクがジェントルを拘束するのですが、
その際のラブラバの表情に。。。
引用:僕のヒーローアカデミア20巻
戸惑いを隠せないデクが印象的でした。
ジェントルとラブラバがやってきたことは犯罪も含まれており、
許されるべきではないのは間違いないのですが、
それでもこれまでに出会った悪意の塊のようなヴィランたちとは違った2人。
デクとしては初めて戦ったタイプのヴィランであり戦っている最中にも
本当に倒すべき敵なのか?
と、デクの迷いが伝わってきたのが特徴的な戦いでした。
ヒーローである以上、
たとえこれまでのヴィランのような、
まさに『悪』と呼ぶに相応しい悪の概念を持っていなくとも、
法律に違反しているならヒーローとして捕まえるべき。
それはわかっていたことですが、
いざ向き合ってみるとなんというか、
ヒーローの仕事って幅が広いなって思いました。。。笑
なんだろうこの複雑な気持は。。。
(;^_^A アセアセ・・・
ノウムの新型・ハイエンドモデル
物語で登場したのが、
過去に大量発生した様々な個性を身に宿した化け物・ノウム。
過去の事件の際には、
脳ミソむき出しの改造人間というか、
個性を混ぜ合わせて作られた単細胞の化け物でした。
その際はオールマイトたちの活躍でなんなく解決しましたが、
今回登場したのはハイエンドモデル。
つまり、現状の中で最上位のモデルが登場しました。
引用:僕のヒーローアカデミア20巻
過去のノウムとは形状が大きく異なり、
見るからに強そうな化け物になって再登場!
Σ(・□・;)
このハイエンドモデルと呼ばれているノウムが、
オールマイトがヒーローをやめたことで、
現役No.1ヒーローとなった轟の父・エンデヴァーのもとに襲来!
この際に人間の言葉を平然と話していたり、
過去のノウムとは異なり、
少なからず人間性も持ったままの化物である可能性が示唆されています!
複数の個性を持ち合わせ、
最低限の知能もあり戦闘意欲満々の化物だとすると、
過去に登場したノウムとは比べものにならないほどに厄介な存在と言えるでしょう。
単体ならまだしも、
ノウム自体は大量生産もできるようですから、
非常に苦戦を強いられる相手になりそうです。。。
(;゚д゚)ゴクリ…
と、現役最強のヒーローvs新型ノウムの戦いが幕を開けたところで、
僕のヒーローアカデミア20巻は終わりでした。
全体の感想
物語ではジェントルとの戦いが終わり、
デクがヒーローとして新たな感性を抱いたというか、
ヒーローとして倒すべき敵が様々いることを知った戦いでした。
また、新たな敵であるノウムのハイエンドモデルが登場。
あろうことか現役最強のエンデヴァーとの戦いなので、
この戦いでエンデヴァーが負けるようことがあれば、
平和の象徴となるヒーローが不在となり、
悪が栄える時代になってしまいそうです。
さすがに負けないでしょうけど、
エンデヴァーって派手な炎を纏う能力の割には、
これまでの活躍というか存在感が地味だし、
ちょっと不安です。。。笑
次なる戦いの幕開けとなるノウムの新型の登場に、
さらにエリちゃんの能力に復活の兆しが見えたり、
先の展開が楽しみになる内容が詰まっていたヒロアカ20巻の感想でした!
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