はねバド!15巻のあらすじと感想※ネタバレ注意|有千夏の死で綾乃とコニーがどう変わるか?

こんにちは、漫画大好きなりょう(@mangaryou)です。

はねバド15巻が発売されていたので、その感想になります。

 

はねバド15巻の内容は、準決勝で波姫唯華(しわひめ ゆいか)に苦戦を強いられていた綾乃がハルダウン・クロスファイアというネットインを前提とした新しいショットを繰り出し決勝へと駒を勧めると同時に綾乃の母・有千夏に英才教育を受けてきたコニーも決勝へと駒を勧め、綾乃とコニーによる最後にして最大の決勝戦が幕を開けるという内容でした。

熱い展開ながらも物語はサクサクと進み、スピード感のある熱い展開が繰り広げられている巻です。

 

あらすじをザクッと紹介しましたので、細かな感想に行きます。

※ネタバレ注意

綾乃と有千夏の関係|綾乃の決意

物語の中心とも言える綾乃とその母・有千夏の関係ですが、クライマックスを前に綾乃の決意が明確になる展開が描かれました。

その出来事が起こったのは、決勝へと駒を勧めた綾乃が母である有千夏が来ていることに気が付くと同時に、綾乃に来場していることを気が付かれたことを悟り逃げようとした有千夏を綾乃が追いかけ。。。

綾乃『私はもう後悔なんてしてない‼!たとえお母さんが歪んでいたってお母さんを1人になんかしない‼』

有千夏『やめて…』

綾乃『やめない‼お母さんを愛することを私はやめない!たとえ何をされようと誰になんといわれようと私が正しいことを求めていない限り!最後まで胸を張って見届けてよお母さん 一緒に突き進むの もっと取り返しのつかない地平まで…!』

引用:はねバド!15巻

逃げる有千夏の胸倉をつかみ強引に自分の意見を一方的に言い放つという、綾乃とは思えない行動に出ました。

 

今回、綾乃が綾乃らしくない行動をとった理由としては、有千夏と向き合った際に有千夏の命がそう長くないことを悟ったことであると描かれました。

それと同時に、綾乃が冷静さを失うほどに有千夏との本気で向き合いたいという想いが強かったという事でしょう。
(ノ_-。)

 

これまで分かり合えないどころか会えない日々を送ってきた綾乃と有千夏。

今回の出来事で、今後2人が有千夏に残れた残りわずかな時間だとしても普通の親子として暮らし、幸せな時間を過ごしてほしいと本気で思うシーンでした。

2人で大好きなバドミントンをやる姿とかが見れれば物語的に完璧なハッピーエンドだと思うし、有千夏が死んだ後に綾乃がバドミントンとどう向き合うのか?を描いてくれれば文句なしの幕引きだと思うので、終わり方には大いに期待します!
(=ω=*)

決勝戦・綾乃vsコニー|有千夏の子供たちによる最終決戦

メインヒロインである綾乃とライバルであるコニーが無事に決勝戦へと進出を決めたことにより、綾乃vsコニーという最大の戦いが実現しました。

決勝へと駒を勧めた2人ですが、物語の冒頭と比べるとバドミントンを通して成長しており、前述した通り綾乃は向き合う事を避けていた母・有千夏と全力で向き合うようになり、コニーは決勝前に自慢のロングヘアーを断髪しショートヘアになっただけではなく。。。

コニー『最高の舞台が整ったね 私の小さな旅の終着点はここだよ 本当にここに来たかった 綾乃と全力で戦れるこの瞬間に…』

引用:はねバド!15巻

これまでの出来事を素直に受け止め、プロプレイヤーでありながら綾乃に会い戦う為に日本の高校に入学してまで対決を求めた自分の旅の終着点がここであるとしっかりと自分の心と向き合えるようになりました。
感(┳∧┳)動

 

本当に色んなことがあった2人であり、2人の成長が良く分かるシーンであると同時にヒロインとライバルの2人が自分と向き合ったうえで、それぞれの目的のために最後の戦いに臨むという熱い展開♪

本当に2人ともに成長したなぁと感じる幕開けだったのですが、試合開始直後に打ちあう2人の姿が描かれているのですが、そのシーンも。。。

引用:はねバド!15巻

2人ともスッキリしたような表情で、純真にバドミントンを楽しんでいるのが良く分かる描写で本当に感動しました。
感(┳∧┳)動

 

母との経緯でバドミントンを嫌いになった綾乃と、身寄りのない孤児だったところを有千夏に拾われ英才教育を受け、育ての母である有千夏に執着し、その為にバドミントンをやっていたコニー。

2人の母である有千夏を中心にそれぞれの有千夏への想いでバドミントンをしていた2人が、自分の純粋な想いのためにバドミントンをするようになったわけですからね。

感動しかないと同時に、純粋に2人の戦いの行方が楽しみ過ぎる展開です!

 

綾乃vsコニーの戦いが幕を開け、物語の終わりを感じさせてくれたところではねバド!15巻は終わりでした。

まとめと評価|2人と有千夏の終わりが楽しみ♪

クライマックスでありながら、グダグダと引っ張ることもなく綾乃とコニーの最終決戦へと突入してくれてスピード感のある読みやすい展開で描かれて大満足です。

 

とまぁ内容は色々と熱く気持ちいい展開でしたが、個人的に最も気になったのが綾乃が有千夏と向き合った際に、母である有千夏が死ぬことを悟ったことです。

母が死ぬ理由は分かりませんが、治療ではどうしようもない病気である可能性が高く、有千夏が死ぬというのは避けられない事柄だと感じています。

物語の中心である綾乃とコニーにとっての母でありバドミントンを始めたきっかけでもある有千夏が死ぬことを前提に考えると、物語がどう終わるのかが本当に楽しみになる展開です♪

 

終わり方としては、綾乃と有千夏がバドミントンをして想いを語った後に終わる成り、有千夏との勝負の後に綾乃が自分の意思でバドミントンを続けることを決意してプロとして活躍している姿が描かれて終わったり、コニーと一緒に暮らしている描写で終わるなり。

本当に色んな終わり方の可能性残されていて、最後の終わり方がどうなるのかが本当に楽しみです♪

終わり良ければ総て良し派の人間なのですが、ここまで読んできた身としては濱田浩輔先生が残念な終わり方を描いてしまうのはあり得ないと感じているので、本当に楽しみ過ぎて、楽しみ過ぎます♪
ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク

 

最後まで名作だろうし、本当に読んできてよかった。

心からそう思える展開が描かれたはねバド!15巻の感想でした!
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

 

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