ゴールデンカムイ15巻】のっぺらぼうの死で舞台は樺太へ。。。!

のっぺらぼう編が幕を閉じ物語の舞台は網走からロシア領土となる樺太へ映りました。

アリシパの父・ウイルクがのっぺらぼうであることが明らかになりましたが。。。

裏切り者だったキロランケと尾形の策略により、やっとの思いでたどり着いたのっぺらぼうが射殺される衝撃展開。

 

そこからの物語ですが、泥沼化しつつあるなぁって印象です!

要点まとめ

・アリシパさんは白石、キロランケ、尾形と共に樺太へ。

・杉本は第7師団と協定を結びアリシパを連れ戻しに樺太へ。

・樺太で入れ墨に囚人にである。

・写しを貰って入れ墨を+1つゲット。

 

樺太:入れ墨の囚人たちに思うこと

キロランケと尾形上等兵の策略により、真相を知らずに樺太に連れ去られてしまったアリシパさん。

彼女を取り戻すために、杉本は第7師団と手を組み物語の舞台は樺太へ。

 

日本を離れ北海道のさらに北、ロシアの領土に物語の舞台が移ったのですが。

この地にもアリシパの父・ウイルクが隠した金塊への地図である入れ墨を掘られた囚人がいました。

その男の名は岩息舞治(がんぞく まいはる)。

 

ゴリゴリマッチョな男性で、なんだかんだで岩息と戦うことになるのですが。。。

安定の頭のおかしさ。。。
∑(; ̄□ ̄A アセアセ

 

殴り合いで心を通じ合わせるといわんばかりの変態さんでした。

網走刑務所にいた中でも特に頭のおかしい奴らに入れ墨が彫られていますけどね。

新しいのが登場するたびに、新鮮な変態を見させてくれるので変な気分にさせてくれるのはゴールデンカムイの魅力かなって思っています笑

 

物語の内容だけではなく、アイヌ特有の文化や食べ物、自然に対する姿勢など。

そういう部分も本当にいいと思うんですが、読み返せば読み返すほど入れ墨の囚人たち。。。

彼らの変態性というか、人間が本来持つ?自由な感性っていうのが見れてほっこりさせられています。

 

頭がおかしい変態にしか見えないんですが、それでも人間っていうのはいろんな人がるのが当然なわけです。

今の『普通』じゃないと生き辛い世の中を見ているとね。

彼らの変態性というのは、人間が本来持っているそれぞれの完成の極致に思えるんです。

 

いや。。。
(´-ω-`;)

 

設定上、全員が犯罪者なので行き過ぎているとは思いますけどね。

それでも、入れ墨の囚人たちの自由な感性。

自分なりのルールというか世界観。

自由な発想っていうのは素晴らしいなって改めて感じました!
(`・ω・´)

キロランケ:アリシパの成長

入れ墨の秘密を解ける唯一の存在と考えられていたのっぺらぼう・ウイルク。

彼が尾形によって射殺されたことにより、唯一謎を解けると考えられているのがその娘であるアリシパさんです。

 

そんなアリシパさんに真実を隠し樺太に連れ去ったキロランケ

彼がロシアの工作員であることが、ほぼ確定しているのですが彼の考えとしては。。。

『この樺太が彼女を成長させれば…

彼女のほうから俺たちにカギを教えてくれるはずだ』

 

と、アリシパの父・ウイルクは自分だけが解ける暗号を残すはずがないと考えています!

その娘であるアリシパにアイヌの技術を教えている際に、入れ墨の地図の秘密を解くカギとなるなにか。

それにつながる『技術』を教えていると考えているようで、アリシパが成長すれば入れ墨の秘密を解けると考えているみたいです。

 

それと同時に、アリシパが父とキロランケの故郷である樺太の良さを知れば、樺太側。

つまり、ウイルクとキロランケの本来の目的であるロシアのために金塊を持ち出すことに協力してくれると考えているようです。

 

アリシパさんは今現在、杉本が死んだと思っており、そばにいるのはキロランケ、尾形、白石の3人だけ。

アリシパと同じ『知らない』立場は白石だけと非常に頼りない状況です。
(;^_^A アセアセ・・・

 

こういう時だからこそ、白石の頼りないムードーメーカー差が光る気もしますけど。。。

それでもやっぱりこれまで騙し続けてきた2人を相手には何も出来そうにないし正直頼りない。

脱糞王にアリシパさんを任せる日が来てしまうとは。。。

ただただ不安しかありません。

 

とはいっても、樺太に渡った杉本たちが早くもアリシパさんたちの痕跡を見つけています。

なので、アリシパさんと杉本の再開に時間はかからない気もするんです…が!

樺太の奥地奥地へと進めば、杉本と行動している日本軍・第7師団。

日本とロシアの戦争が終わったばかりということもあり、やはり非協力的な人や悪意を向けてくる人も増えそうなので心配もあります。

 

今後、杉本がアリシパさんと再会できるのはいつなのか?

そして、再開したときにアリシパさんはどんな感情を抱いているのか?

 

父・ウイルクが本来の果たすべきキロランケとの任務を放棄し、ロシアを裏切ったことは事実です。

そういった事実を知った時にアリシパさんは金塊どうするべきと考えるのか??

物語が新章に突入したことで、今後の楽しみが増えたと感じました。

まとめ:アリシパが変わる前に

物語の舞台が樺太に移りましたが、注目する点としてはアリシパがキロランケたちに染まる前に再開できるかにかかってきています。

 

事実としてアリシパさんの父のっぺらぼう・ウイルクはロシア側の人間だったわけですからね。

アリシパさんにもロシアの血が流れているわけで、ロシアの血で過ごすことでどういった想いを抱くのか?

そして、ウイルクとキロランケが金塊の使い道で揉めたという事実を知った後に金塊をどうするべきと考えるのか?

父の意志をはき違えて変な方向にいかないことを祈るばかりです。

 

キロランケ達と旅をすることで、アリシパさんが変わっていくのは間違いないと思いますが!

いったいアリシパさんがどう変わっていくのか?

杉本と再開するまでの時間が長引けば長引くほどにおかしな方向に。。。

アリシパさんの父の考えではなくキロランケ側の考えに染まっていってしまいそうで怖いです。

下手すると杉本vsアリシパって可能性もありますからね。
(;゚д゚)ゴクリ…

 

キロランケ達が樺太に戻った理由も金塊を手に入れる為の時間稼ぎと仲間の補充であるのは明白です。

おまけに杉本が第7師団と手を組んだことで、今後戦いが激化していくのは明白ですからね。

それぞれの想いが交錯していく中、誰の手に金塊が渡るのか?

物語が新章に突入し楽しみになってきたと感じています♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。