ダーウィンズゲーム19巻の感想と考察|Dゲームの真実はGM達の異世界戦争!

こんにちは、漫画大好きなりょう(@mangaryou)です。

ダーウィンズゲーム19巻が発売されていたので今回はその感想になります。

 

物語はカナメたちがDゲームにて角の生えた異世界人に降伏し異世界へと捕虜として連れ去られてしまうという展開の続き。

異世界へと連れ去られたカナメたちを待ち受けていたのは江戸時代~明治時代ごろの日本。。。

徐々にですが着実にDゲームの正体が明かされていくという展開が描かれていました。

 

Dゲームとはなにか?という核心へと明確に近づきつつあるダーウィンズゲーム19巻の感想になります。
※ネタバレ注意

カナメが異世界で思う事|戻るべきか留まるべきか

メインヒロインのシュカを含め、多くの仲間と共に異世界へと連れ去られたカナメ。

連れ去られた当初は如何に逃げるか?

如何に元の世界へと戻るか?

という考えをしていましたが、Dゲームにて戦っていた異世界の敵に捕虜として囚われたことで、カナメたちには1つのメリットがありました。

それは。。。

カナメ『逆に考えれば もし俺が望んで元の世界に戻るならー俺は自分の意志でダーウィンズゲームを始めるって事になるんじゃないのか?

本当にそれでいいのか?

分からねぇ…そもそも俺は知らな過ぎる この世界の事もダーウィンズゲームの事も…』

引用:ダーウィンズゲーム19巻

Dゲームから解放されたということでした。

 

元の世界にいたころのカナメがDゲームを続けた理由は、Dゲームを始めたゲームマスターに復讐すること、Dゲームを終わらせることでした。

が、異世界へと連れ去られたカナメたちは元の世界のゲームマスターから実質的に解放された状態といえるDゲームを降りた状態になっていたんです。

つまりは、既に異世界へと連れ去られたカナメ達に元の世界のゲームマスターは干渉することが出来ない状態であり、異世界のカナメたちには元の世界のDゲームから解放された状態になっていたわけです。

おまけに、異世界は勢力争いの影響もありカナメたち異能(シギル)持ちの異世界人を殺す意思はなく平和に暮らすなり軍に入る成り、監視は付くがある程度の自由と安全は保障してくれたんです。

 

Dゲームプレイヤーの多くはDゲームでの殺し合いを望んでおらず、ゲームの特性上仕方なしに戦いを続けているという人が多かったです。

その為にDゲームからの開放という一つの事実がカナメに限らず、シュカや仲間たちの中でも引っかかりとなり異世界に留まるという決断をするメンバーも出て来ました。

 

殺し合いを求めていない人が強引に超能力を使った殺し合いに巻き込まれていた状況なので、当然といえば当然の事なのですが意外な展開だったのは言うまでもありません。

異世界に連れ去られたカナメたちが、如何に異世界の住民を出し抜き元の世界に戻るのか?

こういう展開を予想していたので、ある意味平和的に異世界に留まるという選択肢を出すメンバーがいた事に対しては驚きとしか表現できないのは当然ですよね。

捕虜として連れ去られた世界に留まるなんて、普通の展開では考えられないですし、素直に面白い展開へと発展したといっておきます!
(。-∀-) ニヒ

カナメの決断|GMへの報復

異世界に捕虜として連れ去られるも、命の安全とある程度の自由を提示されたカナメ達。

主人公のカナメは異世界に愛するシュカもいること。

元の世界に戻るというのは自らの意志でDゲームを望んでいる事になるという事で、元の世界に戻るかをためらっていました。

が、未練たらしくソーラー式の充電器でスマホ充電を続けていたカナメに届いたメールにてカナメは決意を固めました。

カナメ『何があったか知らねぇが良いぜGM!受けてやるよそのヘルプコール!やり残した仕事とつけなきゃならねぇ落とし前を思い出させてくれた礼になァ!』

引用:ダーウィンズゲーム19巻

GMから届いたヘルプコールという名の、あまりにもカナメたちを舐め腐っている1通のメールを見たことでカナメはGMへの報復を胸に元の世界に戻る可能性に賭けることにしました!

 

カナメがDゲームの終わりを望んでいたことをGMも知っているにも関わらず、そんなカナメの心境を完全に無視し、自分の都合でヘルプコールを送ったわけですから。。。

たった1通のメールですが、これまでやりたくもないDゲームに苦しまされ強い怒りを覚えていたカナメが動く動機としては十分だったわけです。

文字言葉通り、カナメたちDゲームプレイヤーを舐めきっていますし、あまりに自分の都合で人の命を軽く扱っているとカナメが捉え怒りを燃やすのは当然ですよね。

 

まぁ冷静に考えるとGMのカナメを再びDゲームに引き戻せる算段にまんまと嵌っているのは疑いようが無いのが悔しい所ですけど。

今のカナメならGMの思惑を理解した上で、ヘルプコールを受けると啖呵を切ったのは間違いないですし、ここからカナメの逆襲が楽しみですね♪
ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク

GMとオボロ|切羽詰まっている?

カナメに舐め腐ったヘルプコールを送り付けたゲームマスターとその腹心?であるオボロの会話が描かれました。

オボロ『失態 これは大失態じゃないのかGM Dゲーム本番は前半戦から大敗北 主力メンバーの大半どころかカナメきゅんまで取られた これはもうチェックメイトじゃないのか?』

GM『確かにこれは手痛い敗北だよオボロ だが投了にはまだ早いさ この為にこそ世界線OのGMと「捕虜」についての取り決めを行っておいたんだから』

引用:ダーウィンズゲーム19巻

これは大失態でチェックメイトではないのか?と怒りを露わにGMを問い詰めるオボロが描かれました。

 

それに対して肝心のGMは世界線Oとの捕虜についての取り決めがあるとある程度の余裕を見せているんですけどね。

会話の中でカナメを『王』と呼んでいたりもするので、GMは見せているほどの余裕がないのは間違いないでしょうが『捕虜の取り決め』をしていたということからもある程度はこの展開を想定していたのも事実だといえます。

結局はGMが食えない奴という展開でしかありませんね。

底知れない知能の持ち主であるのは間違いないでしょう。
(; ̄ー ̄川 アセアセ

 

とりあえずは、これまでに分かっているDゲームについて整理しておきましょう。

 

世界線という言葉や、カナメたちが異世界に飛ばされた事実からDゲームというのは異世界同士の戦いである。

オボロが『Dゲーム本番前半戦』という表現をしているので、Dゲームというのが複数の異世界同士の戦いを意味している。

前半戦という表現から、中盤~後半戦もあるのも間違いない。

カナメのいた世界は世界線N濃厚である。

各世界にはGMが存在し、対象を殺すのが勝利の可能性が高い。

 

こんな感じですが、全然見えてこなかったDゲームの全貌は見えてきましたね。

カナメたちが参加させられていたDゲームというのは、シギル(異能)を使いこなさせるための言わばレベルアップ目的にGMが同一世界の住人で繰り広げさせていた殺し合い。

しかし、Dゲームの真の目的は異世界との戦いであり、異世界同士の戦いの末に何かを求めているということです。

 

まだまだ謎が多いですが、19巻では異世界のGMが姿を現し足りもしていますがその姿がこちら。。。

引用:ダーウィンズゲーム19巻

過去に出てきた異世界のGMはカナメの居た世界のGMと容姿が酷似していましたが、どうやら異世界のGMは別人であることもあるようです。

この辺については、16巻頃から描かれたDゲーム前半戦の相手に角が生えていた事からある程度の予想は出来ましたけどね。

全く別人どころか、性別まで違うというのは予想外だったと素直に言っておきます。

といいますか、前はGM=異世界に住む同一人物と予想していたので、予想が外れて悲しいです。
(ノДT)アゥゥ

 

色々と情報が出て来ましたが、素直に今後の展開待ちしかできない状況であるといわせてもいます。

まとめ|今後が楽しみ♪

展開としては徐々にGMやDゲームの真相が明らかになってきたという展開であり、今後が楽しみな状況へと突入しました♪

Dゲームという異能を使う殺し合いが、今となっては異世界の戦いですからね。

序盤からは想像もできない展開でしたし、Dゲーム後半戦でどういった戦いが描かれるのかが素直に楽しみです。

 

個人的に最も楽しみなのが、Dゲームで異世界同士の戦いをしている理由です。

協力してどうにかなる問題ではない故に、異世界どうしで殺し合いを始めているのは間違いないとしても、なぜそのような事態になったのか?

また異世界同士が戦うような状況になぜ陥ったのか?

切れ者揃いと感じさせてくれるGM達すらも掌握し、ゲームの駒としている存在が居る事を否定できない展開であり本当に今後が楽しみです♪
((o(∇^*o)ワクワク(o*^∇)o))

 

楽しいなぁ。。。

本当に楽しくなってきたし、今後が素直に楽しみ過ぎるッ!

本当に様々な謎が明かされるであろう完結が待ち遠しく感じているダーウィンズゲーム19巻の感想でした!
(*。>ω<)ノシ マタネッ♪

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