ブギーポップは笑わない4話】あらすじ感想と考察評価!

尺足らず気味だったマンティコア編が終わり、イマジネーター編が始まった。

新章突入という事で、分かりにくさに拍車がかかるのでは?と不安があったが、新章はかなり分かりやすい展開だったと最初にいっておく。

あらすじ:要点まとめ

要点まとめ

・vsイマジネーター編に突入。

・冒頭でイマジネーター・水乃星透子が登場するもブギーポップを目の前に自殺した。

・飛鳥井という生まれつき人の心がバラのように見える人物にイマジネーターが接触。

・イマジネーターの思惑通り飛鳥井が実質イマジネーターに転移?

・命を使うという多くの解釈が出来る言葉が楽しみ。

物語は新章に突入した。

今回ブギーポップが倒すべく世界の敵はイマジネーターと呼ばれる存在であり、その正体は水乃星透子(みなほしすいこ)という少女だったが、現実世界では肉体的には死んでいるようだが、精神だけとなり世界の何処かに隠れているとブギーポップは表現していた。

現状ではブギーポップは精神だけとなったイマジネーターを捕捉で来ておらず、マンティコア編同様に後手に回っている様子が描かれた。

ちなみにだが、4話目ではイマジネーターが何を出来るのかは良く分からず『人が命を使える世界を作る』と意味深な表現のみで終わっていた。

 

色々と感想を書きながら考察していく。

イマジネーター:世界の敵の定義更新

まず最初に4話目からのブギーポップが倒すべく、世界の敵として描かれるイマジネーターから紹介する。

引用:ブギーポップは笑わない4話

この少女が水乃星透子であり世界の敵であるイマジネーターの正体であるが、話ではブギーポップ同様に水乃星透子の中にいた存在であり厳密には水乃星透子とは別の存在と言ったほうが良さそうだが以降はイマジネーターと呼称する。

 

イマジネーターが冒頭でブギーポップに追い詰められるところから始まったのだが、イマジネーターは自らの意思で屋上から飛び降り肉体的な死を迎えた

ただ死んだのではなく、飛び降りていた際に実体を持たない霊的存在?となりブギーポップの前に姿を現し『肉体が地面にぶつかる前に私を探せるか?』という謎の発言を残していた。

が、この言葉の真意は、イマジネーターは肉体を持たずとも精神をこの世界に残すことが可能であるという意味であると同時に、肉体を持たない状態になってもブギーポップはイマジネーターを殺すことが出来るという意味でもあるのだろう。

つまり、肉体を持たず生存できることが無敵というわけではなく、ブギーポップ達にとってはあくまでも姿をくらますことが出来る程度の力であり肉体がなくとも殺すことは出来るのが前提での話だったと感じた。

 

ちなみにだが、イマジネーターが出来る事は命が燃え尽きる寸前のエネルギーが見える力だそうだ。

大した力ではなく感じてしまうのだが、イマジネーターには使命がありそれは『人が命を使えるような世界に変える』ことだ。

イマジネーター自身も今の世界にとっては敵だといっていたが、人が自らの命を使えるようになるとはお金などに近い感覚で命を消費出来る事になり、秩序という意味で今の世界は成り立たなくなることは容易に想像できる。

ブギーポップが動く理由である『世界の敵』というのは、単体の戦力的な脅威レベルだけではなく秩序を乱す存在も含まれるという事が確定したといって良いだろう。

 

まとめておくが、イマジネーターとは人が死を使えるような世界に変えることを使命に動いている世界の敵である。

飛鳥井:バラが見える

物語で実質的にブギーポップの敵となるのが飛鳥井(あすかい)だ。

彼には人の心がバラのように見えてるのだが、いずれの人間も何かしらが欠落しているらしく、飛鳥井は巧みな話術で欠落している部分を補い不安定な人を導いていた。

能力を使い人助けをしており世界の敵とは遠い存在に飛鳥井だったが、彼はイマジネーターの精神体と接触し狂っていく。

引用:ブギーポップは笑わない4話

人の心がバラが見える飛鳥井に接触したイマジネーターは、未来の可能性だと良く分からない言葉を並べ、飛鳥井が人の心(バラ)を奪う未来を見せた。

このビジョンを見せられた飛鳥井は当初は疑問を感じ、そんなことはしない!と態度に表していたのだがある出来事により急変してしまった。

 

その出来事とはかつての教え子である少女が薬漬けになり廃人としか言いようがない姿で自らの前に現れた事である。

言葉で説得を試みたが説得はうまくいかず、その後少女にイマジネーターが取りつくと同時に少女は薬で体が壊れ余命は1ヵ月もないと告げた後に少女の身体をイマジネーターが操り自殺した。

引用:ブギーポップは笑わない4話

特にこれと言って、飛鳥井が狂う理由にはならないように思えるのだが、薬漬けになり苦しんでいたかつての教え子がイマジネーターにより最後を迎えたわけだが、その時の死に顔は心の棘が抜け落ちたような表情であり、少女が救われたと飛鳥井は感じたのだろう。

こうして、イマジネーターが見せた人を殺しバラを奪うとビジョン通りの人物に飛鳥井が落ちたところで4話目は終わりだった。

まとめ:イマジネーター編

物語はイマジネーター編に突入したのだが、4話目ではイマジネーターの紹介で終わったといって良いだろう。

現状から想定するにイマジネーターは明日井の精神に寄生していると考られるのだが、これからどう飛鳥井が狂っていくのかによって物語の流れは大きく変わりそうだ。

 

そもそもの話として、イマジネーターの目的であった『人が命を使えるような世界』というのと飛鳥井のバラを奪うという行為はかけ離れているといって良い。

飛鳥井のバラを奪うやり方と、イマジネーターのいう人が命を使えるような世界という行為の接点が見られないからだ。

ブギーポップに認識される可能性を犯してまで飛鳥井にバラを奪わせるように仕向けたのだから、飛鳥井の行為がイマジネーターにとってなにかしらの利益があるのは間違いないと思うのだが、それがなんなのか?というのが分からず仕舞いになっている。

 

イマジネーターの目的が、かなり多くの解釈が可能な表現だけに飛鳥井にさせているバラを抜き取る行為に留まる可能性は低いと感じているのだが、人が命を使えるような世界というのが、バラを抜き取られ苦痛からの開放ということを意味しているのだろうか?

命を使うという概念が非常に面白いと感じているが、これをどう解釈させてくれるのか?

ブギーポップが世界の危機と認定した時点で、イマジネーターは非常に危険な存在であるのは間違いないのだが、を使うの定義が楽しみで仕方ない。

 

飛鳥井が狂っていくなかで、物語はどう動いていくのか?ブギーポップやイマジネーターがどう動くのかも楽しみな展開だった。