亜人14巻の感想と考察※ネタバレ注意|亜人による亜人の為の組織が生れると予想!

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漫画大好きりょう(@mangaryou)です。
(o_ _)o))

亜人の最新刊となる14巻が発売されていたので、その感想になります。

 

 

亜人14巻の物語で描かれているのは、佐藤の最終ウェーブと称した空自の戦闘機を使用した国の主要施設への自爆特攻を圭たちが止めようとしている展開です。

主人公の圭たちは既に、あまりに戦闘経験豊富で戦闘慣れしている佐藤との直接対決に勝ち目は無いと判断しています。

佐藤が自爆特攻の直後に自爆源から空自の基地に戻る為に残した左腕を奪還し、それを小さな穴に落とし身動きの取れない状況で再生させるという、あくまでも佐藤とは直接戦わないという選択をとり、結構に移した展開が描かれていました。

 

内容的には物語の終わりを感じる内容でもあったのですが、佐藤に対する圭たちの作戦が成功しているのか?という不安が残る終わりであり、今後の展開が楽しみになった内容でした。

14巻の内容に大まかに触れたところで、亜人14巻の感想になります。

※ネタバレ注意

亜人達の未来は明るい?

物語としては政府側であり亜人を管理・処理する部署の人間である戸崎が、マスコミたちを集め亜人への非人道的な扱いを暴露するという展開が描かれました。

戸崎『グラント製薬は名を世界的に高めた新薬の開発に成功 これにより亜人管理委員会は無尽蔵の活動資金源を手にします この成功が土台となった』

引用:亜人14巻

戸崎は政府機関が、亜人を使用し癌の治療薬で成果を上げたことをきっかけに様々な企業に亜人を使う実験が水面下で行われていたことを告発。

これまで都市伝説として巷に出回っていた情報こそが事実であり、佐藤を筆頭にした亜人たちが政府機関を執拗に攻撃している理由も、亜人たちへの非人道的な扱いが理由であると暗示しました。

 

が、個人的に疑問に感じるのは佐藤のド派手なテロが起こっている最中に、亜人たちへの非人道的行為があったという話を出しても、全てが終わった後には何も変わらないのでは?ということです。

そもそもの話として、こういった場で亜人たちへの非人道的を認めたところで、今現在も傍観しているであろう亜人たちは信じませんよね?

戸崎の暴露をきっかけに政府が変わったという情報が流れたとしても、表舞台に出たら非人道的な扱いを受けることを悟り姿を消した亜人たちが『亜人への扱いが変わったようだ!よし出ていこう!』なんて思うわけありません。

既に人類を敵とみなしたうえで姿を消し、亜人であることを悟られないように隠れて暮らしているほどに用心深いわけですから。

 

まぁ戸崎は重傷を負っており、助かる見込みがないと判断し最後に出来る事をしただけと考えるのが自然ですが、今回の戸崎の暴露で変わるのは人間側の亜人への感情だけであり、亜人たちは人間への恨みを忘れないし信用しないもの明白です。

というよりも、本当にそういった行為があったということを知ってしまったら亜人たちが取る道は、亜人だと悟られずに生きることか、同胞たちの恨みを晴らす為に、死なない身体で死ぬまで報復を繰り返すかのどちらかだと思います。

 

今回の戸崎の暴露で扱いが変わるとしたら、佐藤と戦った圭たちくらいでしょうし、亜人という枠組み全体で考えればあまりにも小さなことだと感じてしまいます。

勿論、佐藤との戦いの最中で変わりつつある圭がリーダーとなり、亜人による亜人のための組織が設立されるという伏線の可能性も高いですけどね。

流石に、亜人がくれば大抵の亜人は相手を信頼できるはずですし、亜人同士仲良くできるんじゃないかな?とは思います。

 

結局、人間としては扱われていないのが残念ですけど。。。
(;^_^A アセアセ・・・

佐藤との決着は人頼み

物語の中心となっている、圭たちvs佐藤達の戦いですが、直接対決で佐藤に勝てる見込みが無いと判断し佐藤の腕を奪還し、穴に埋める作戦を決行しました。

佐藤の腕を穴に埋める作戦を決めるも、場所は空自の基地という事もあり、左腕を埋める都合のいい穴を見つけるということが意外に大変な作業になったのですが、その際に印象的だったのが、穴探しを任された攻に祈る圭の姿でした。

圭『頼む…絶対見つけてくれ…』

引用:亜人14巻

物語の冒頭から子供とは思えないというより、人間離れした利己的かつ合理的な思想を見せていた圭が、人に祈っているわけですよ。。。
(ノ_-。)

 

圭は主人公でありながら物語の冒頭から人間らしくないロボットのような立ち振る舞いをして来た取っつきにくいキャラクターであり、佐藤との戦いにすら人間のためではなく『佐藤のせいで亜人全体への印象が悪くなり結果自分にマイナス』だから戦いに参加するなどの徹底ぶり。。。

これまでにもチラホラとは情動的な行動はとっていましたが、それをするたびに後悔してきて利己的かつ合理主義を変える気はないように見えたのですが、今回の攻に祈る姿を見るに、佐藤達との戦いの中で確実に圭の中では変化があったんだなぁと驚き半分、感動半分でした。
感(┳∧┳)動

 

戦いが終わった後に、圭が何のために生きていくのか?

今の圭を見るに、亜人による亜人の為の組織とか作って、亜人の人たちを救いそうだなとは思っていますがどうなるかが楽しみです。
ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク

vs佐藤決着!?

圭たちは空自の戦闘機で自爆特攻を仕掛けてに行っている佐藤の腕を強奪し、左腕を元に再生した際に穴埋めにする作戦をとっていました。

結果としては、電信柱の中が空洞であることを知っていた攻が機転を利かせ特亜部隊と協力し、佐藤の腕を幅2mの理想的な穴に埋めることに成功!

引用:亜人14巻

佐藤の左腕を奪い、小さな穴に入れて戦いに勝利。。。!のはずなのですが、色々と不安に感じているのが、圭たちが佐藤の腕を強奪作戦を決行する直前に、佐藤は今の攻撃が何回目かを仲間に聞いている描写があるという事です。

 

今回の作戦はあくまでも、佐藤が自爆特攻を仕掛けた際に、佐藤の身体で残った肉片として左腕が最大であることが条件です。

これは、亜人の特性として死んだ際に、残った部位の中で最も体積が残っている部位を元に再生が行われるという特性を利用し、地下に幽閉するという作戦だからですね。

つまり、穴の中に腕を入れることには成功しましたが、佐藤が死亡した際に残った肉片の中で最も体積が部位を元に再生が始まるので、作戦が成功したかは、佐藤がどう死んだか次第という事になります。
…o(;-_-;)oドキドキ♪

 

攻撃回数を確認したという事から、戦闘経験が豊富すぎる佐藤なら何かしらの奇襲がある事を予知していたでしょうし、圭たちの作戦が成功したとは思えません。

佐藤との直接対決は避ける!

あまりの戦闘能力の高さに、圭たちは戦わない決断したわけですが、やはり漫画的にも物語的にも最後にして最大の戦いを佐藤と繰り広げる必要がありそうです。
(;゚д゚)ゴクリ…

まとめと評価

亜人の14巻は佐藤の最終ウェーブである空自の戦闘機による自爆特攻を利用し、佐藤を地下に幽閉するという圭たちの作戦が決行され成功?するところまででした。

?を付けた理由としては、前述してきたとおり佐藤が、残した左腕を利用してくれると気が付いており、対策を練っている可能性が高い為です。

佐藤が死んだ際に肉片として最も大きく残っているのが左腕以外であれば、圭たちの作戦は失敗に終わるわけですから、気が付かれていた場合の成功率は限りなく0%に近いんですよね。

これまで観てきた佐藤の戦闘能力の高さと言いますか、戦闘慣れし過ぎている練度を観ますと今回の左腕穴ポイ作戦は見破られているとしか思えないので、まだ戦いには決着がついていないと予想します!
( ー`дー´)キリッ

 

とりあえずのところ、物語としては完結間近でしょうし圭vs佐藤の最後の戦いが楽しみであるという事と、今回の戦いで亜人には佐藤達のような危険な亜人だけではなく一般的な人間のような亜人もいるという事を証明した後に、圭たちがどう動いていくのか?が楽しみです。

消防士をやっていた秋山さんみたいなのもいますし、死なないという特性を合理的に使える組織を作ってくれることを信じています。

いまはただ、どうなるかが楽しみという一言しかありませんけど、本当に楽しみです♪
((o(> <)o))

 

 

安定安心の面白さでドキドキワクワクな展開で本当に楽しかったです♪

残り2~3巻で完結しそうですし、クライマックスの中のクライマックスに取り残されないように覚悟して読んでいこうと思います(笑)

ホントに、安定安心の面白さだった亜人14巻の感想でした!
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのご訪問お待ちしています!

 

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