亜人13巻のあらすじ感想】始まる最終ウェーブと最後の障壁IBM!

発売日:18年11月7日
作者:桜井画門
連載誌:アフタヌーン

あらすじ:要点まとめ

要点まとめ!

サトウたちの最終ウェーブが始まる。

内容は日本各地の主要施設に自爆攻撃。

圭が計画を理解し、サトウと戦いを避けつつサトウを幽閉する作戦を開始。

特殊部隊・対亜人特選群が行動を開始。

物語は遂にクライマックス!

サトウが最終ウェーブを開始すると同時に、圭たちも動き出しました。

さらに、対亜人特選群も出動し総力戦の幕開けです!

最終ウェーブ:無限自爆特攻

最終ウェーブの開始を宣言したサトウ。

その作戦内容は、式典で使われる予定だったF-15を操縦し自爆特攻を各所にかけるというモノでした。

ちなみにですが、これが最終的に成功すると日本は2時間で実質無力化されます。。。
(; ̄ー ̄川 アセアセ

 

自爆時に身体に巻き付けたC4爆弾を機爆し粉々になる。

そうすることで左腕だけを基地に残しているので、自爆時に最も体積の大きい左腕を元に再生される。

つまり、自爆直後に戦闘機がある場所にまた戻ってくることが可能であり複数回の自爆を繰り返すことが出来るという作戦です。

引用:亜人13巻

F-15による無限自爆攻撃という非常に有効な破壊作戦ではあります。

ただ、少し疑問に思ったのが仲間にも自爆に向かわせた方が効率が良さそうっていう事です。

そこそこ亜人の仲間は集まってきているので、1人2人を自爆攻撃に参加させた方が効率は良いでしょう。

 

にも拘らずサトウが自爆側に人員を割かなかった理由。

それは結局のところ、サトウからすれば自爆要因は自分1人で足りて、腕や基地を守らせる要員を増やす方を優先した方が良いなどではなくて。

サトウがやりたいのはただのスリリングな遊びでしかないのが伝わってきます。

 

亜人も住みやすい世界をとか、そういう真面目な話ではなくてただ単にスリルを感じる遊びをしたい。

合理的にどうとかではなく

どうでもいいから楽しみたい

それが本音だと伝わってきます。

 

実際のところサトウは仲間を時間稼ぎ程度にしか思ってないでしょう。

今回の作戦でも最後は圭や対亜人特選群を相手に楽しみたいという本音があるでしょうし、それをするためには確実に自分が基地に戻る必要がある。

効率など考えずに人員を腕のサトウが基地に戻る為の防衛に回している本音がコレだと思います。

サトウと戦わない:幽閉作戦

サトウの自爆攻撃を理解した圭は相手の自爆攻撃の欠点。

それはサトウが操縦しているので最大の障壁であるサトウが場を離れている時間が長いことだと考えます。

故にサトウの自爆攻撃を放置しながら、敵を制圧していき最終的には。。。

引用:亜人13巻

左腕を排水溝などに垂らすことで、サトウを完全な密閉空間で再生させ拘束する。

底知れない戦闘技術を持つサトウと戦わずに、最終的には拘束できる。

戦闘能力が高過ぎるサトウを止めることが出来ないことを前提にしている作戦を開始しました。

 

事実として亜人であると同時に圧倒的な戦闘技術を持っているサトウ。

これまでも何度も苦戦させられているわけですから、サトウがいないこと。

これこそが敵対している圭たちにとっては最大の好機と言えるでしょう。

 

しかし、サトウの左腕を奪還し幽閉する作戦。

この作戦に置いて抜け落ちているといいますか、圭たちにとって最大の障壁になるのは

自立で動けるようになったサトウのIBM

でしょう。

 

サトウのIBMが自立でどこまで動けるのかは分かりません。

しかし、間違いなく左腕を守っているので圭たちにとっては最大の障壁でしょう。

IBMごしに圭たちの作戦を理解される可能性もあり、最悪の展開として

サトウと面と向かって戦う

必要に迫られますから。

 

それにしても圭が建てた作戦としては、ちょっと甘い気もしますけどね。

これは、これまで何度もやられてサトウに対して、まともに戦ったら負ける。

勝ち目がないという意識を植え付けられた結果の作戦もします。

 

文字通り人類にとって最悪の亜人サトウ。

彼の暴走を止めることは出来るのか!?

サクサク進みますが、正真正銘のクライマックスです!

まとめ:勝てるか不安

物語はクライマックスに突入したのですが、正直言って圭たちが勝てるのかが不安でなりません。

 

圭たちの元に、対亜人特選群という亜人を理解し尽くした5人で構成された部隊も圭たちに合流しました。

これによって、圧倒的に優位な立場になったとは思うんですよ。

特殊部隊ですし、ここまでの行動を見る限り頼もしいの一言です。

 

この対亜人特選群が加わってもサトウの異質な戦闘能力。

特殊部隊で磨かれたセンスと技術に死なない亜人の能力とそれを最大限に生かす理解力。

それを前にすると為す術がない気がしていまします。

 

これまでの常軌を逸した戦術もそうですし、サトウを止める手段が本当に見当たらないですからね。

圧倒的な頭脳を持つ圭が

戦わずに幽閉しよう

という作戦をとる気持ちも分かるほどにここまで描かれてきたサトウは異次元ですから。

 

物語はクライマックスですが、本当に圭たちでサトウを倒せるのか?

設定をフルに生かしてますし、ここからの展開が楽しみです♪

 

続きとなる亜人14巻の感想はこちら。

 

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