『チェンソーマン』のアニメ1期を見終えたあと、「結局どこまで進んだ?」「原作の何巻から続きを読める?」と迷う人は多いはずです。
結論からいうと、アニメ1期は全12話で、原作第1話~第38話相当(単行本1巻~5巻途中)。デンジとポチタの契約から、公安対魔特異4課がサムライソード一味に反撃するところまでが描かれます。
この記事はアニメ1期・全12話の結末まで扱います。未視聴の方はご注意ください。

1期って、レゼが出てくるところまでだっけ?

レゼ篇の直前までだね。1期は「デンジが公安で居場所を得る物語」と「その居場所が襲撃で壊される物語」の二段構成で見ると分かりやすいよ。
チェンソーマンのアニメ1期は全12話・原作1~38話
TVアニメ『チェンソーマン』1期は、2022年10月から放送された全12話です。大きく分けると、デンジの復活、公安への加入、永遠の悪魔との戦い、サムライソード一味の襲撃と反撃までを収録しています。
| アニメ話数 | 主な内容 | 原作の目安 |
|---|---|---|
| 1話 | デンジとポチタの契約 | 第1話 |
| 2~4話 | 公安加入/パワーとニャーコ/コウモリの悪魔 | 第2~12話前後 |
| 5~7話 | 銃の悪魔/永遠の悪魔/ホテル脱出 | 第13~21話前後 |
| 8~9話 | サムライソード一味の襲撃/姫野の死 | 第22~28話前後 |
| 10~12話 | 岸辺の特訓/特異4課の反撃/決着 | 第29~38話 |
最終話「日本刀VSチェンソー」は原作第38話付近で終了し、物語は次の「レゼ篇」へつながります。
1~4話|デンジの復活と公安への加入

1話「犬とチェンソー」|ポチタがデンジの心臓になる
親の借金を背負ったデンジは、相棒のチェンソーの悪魔・ポチタとともに悪魔を狩り、最低限の暮らしを続けていました。しかし雇い主のヤクザに裏切られ、ゾンビの悪魔によって命を落とします。
そこでポチタは「デンジの夢を見せてほしい」という契約を結び、自ら心臓となってデンジを蘇生。胸のスターターロープを引くことで、デンジはチェンソーマンへ変身できるようになります。1話は、過酷な世界の中でも小さな夢に手を伸ばす本作の原点です。
2~4話|マキマ、早川アキ、パワーと出会う
ゾンビの悪魔を倒したデンジを拾ったのは、公安のデビルハンター・マキマでした。デンジは「普通の生活」と引き換えに公安へ入り、先輩の早川アキ、血の魔人・パワーとチームを組みます。
パワーは愛猫ニャーコを救うためデンジをコウモリの悪魔に差し出しますが、デンジは裏切られてもニャーコを助けようとします。続くヒルの悪魔戦ではアキがデンジを救援。衝突ばかりだった3人が、共同生活を始めるまでが序盤の区切りです。
5~7話|銃の悪魔と永遠の悪魔

アキが銃の悪魔を追う理由
公安の大きな標的として示されるのが、わずかな時間で世界中に甚大な被害を出した「銃の悪魔」です。アキは幼い頃、銃の悪魔によって家族を失っており、復讐を目的にデビルハンターを続けています。
この目的は、食事や恋愛といった身近な願いで動くデンジと対照的です。ただし共同生活が進むほど、アキの中でも復讐よりデンジとパワーを守る気持ちが大きくなっていきます。
永遠の悪魔戦で分かるデンジの強さ
ホテルの8階に閉じ込められた公安メンバーは、永遠の悪魔から「デンジを差し出せば外へ出す」と迫られます。恐怖で仲間が追い詰められる中、デンジは自ら悪魔の中へ飛び込みました。
血を飲めば回復できる特性を利用し、デンジは3日間戦い続けます。恐怖を感じないのではなく、相手が先に音を上げるまで痛みを娯楽に変える。常識から外れた発想こそ、デンジが強大な悪魔にも勝てる理由です。
8~9話|サムライソードの襲撃と姫野の死
飲み会の翌日、公安のデビルハンターたちは一斉襲撃を受けます。デンジの心臓を狙うサムライソードと沢渡アカネが現れ、アキたちは不意打ちで窮地に陥りました。
姫野はアキを救うため、契約していた幽霊の悪魔へ自分のすべてを差し出します。しかし沢渡が操るヘビの悪魔に敗れ、姫野の身体は消滅。アキのそばには眼帯だけが残ります。
一方、襲撃されたはずのマキマは生存し、京都から正体不明の能力で敵を圧殺します。彼女が単なる上司ではなく、味方であっても全貌が見えない存在だと決定づける場面です。
10~12話|岸辺の特訓とサムライソード戦の決着

デンジとパワーは最強のデビルハンター・岸辺に鍛えられる
襲撃で人員を失った公安は部隊を再編し、人外のメンバーを集めた特異4課を強化します。デンジとパワーの指導役になった岸辺は、2人を何度も殺しては蘇生させる実戦的な訓練を開始しました。
力押しだった2人は「頭を使う」作戦を立てるようになります。結果は岸辺に通用しなかったものの、衝動だけで戦っていたデンジが戦術を覚える重要な転換点です。
特異4課の反撃とゴーストの「Easy revenge!」
反撃作戦では、ビーム、暴力の魔人、蜘蛛の悪魔、天使の悪魔など、特異4課の異形の戦力が姿を見せます。アキは姫野が使っていた幽霊の悪魔と対峙しますが、「幽霊は目が見えず、恐怖を感じ取る」という姫野の言葉を思い出して勝利。差し出されたタバコには「Easy revenge!(気楽に復讐を!)」と書かれていました。
デンジ対サムライソードは“隠しチェンソー”で決着
列車上で再戦したデンジは両腕のチェンソーを切断されますが、頭部だけが武器だと思い込んだ相手の隙を突き、脚から出したチェンソーでサムライソードを両断します。
戦いのあと、デンジとアキは姫野への手向けとして、捕らえたサムライソードに“最強の大会”を実施。悲しみを言葉にできない2人らしい、不器用な弔いで1期の本編は締めくくられます。
アニメ1期で押さえたい4つのポイント
- ポチタとの契約:デンジの心臓と力の根幹。「普通の夢を見ること」が契約条件。
- 早川家の始まり:デンジ・アキ・パワーは他人同士から、食卓を囲む疑似家族へ変化する。
- 姫野の死:アキの復讐心と、仲間を失う恐怖を一気に現実へ引き戻す。
- マキマの謎:銃撃からの生還、遠隔攻撃、部下への支配など、正体への違和感が積み上がる。
バトルの勝敗だけを追うより、デンジが「夢」から「人との暮らし」へ欲しいものを変えていく過程を見ると、後の物語がさらに重く響きます。
なぜアニメ1期は原作38話で終わった?
第38話はサムライソード戦が完結し、デンジ・アキ・パワーの生活が一度落ち着く区切りです。同時に、ラストではカフェで働く少女が示され、次の物語を予感させます。
次のレゼ篇は出会いから決着まで一本のまとまりが強いため、途中で切らずに別作品として描くのに向いた範囲です。1期が38話で終わることで、サムライソード編を完結させつつ、次章への引きも残せています。
アニメ1期の続きは原作39話・単行本5巻から
アニメ1期の続きを漫画で読むなら、原作第39話「きっと泣く」からです。単行本では5巻の途中にあたるため、話のつながりを重視するなら5巻から読むのがおすすめです。
第39~52話は、デンジと謎の少女レゼの出会いを描く「レゼ篇」。その先の第53~70話では、世界中の刺客がデンジの心臓を狙う「刺客篇」へ進みます。
次のTVアニメで描かれる可能性が高い範囲は、【チェンソーマン】アニメ2期「刺客篇」はどこまで?内容・原作範囲・放送日を解説で詳しく整理しています。
まとめ|1期は「家族ができるまで」と「喪失」が描かれた
- アニメ1期は全12話
- 原作範囲は第1~38話相当(単行本1巻~5巻途中)
- 内容はポチタとの契約からサムライソード戦の決着まで
- 見どころは早川家の始まり、永遠の悪魔戦、姫野の死、マキマの謎
- 続きは原作第39話/単行本5巻から始まるレゼ篇
1期は派手な悪魔バトルの裏で、何も持たなかったデンジが仲間と日常を手に入れ、その日常が簡単に壊れる世界を知るまでの物語です。ここを押さえておくと、レゼ篇以降でデンジが迫られる選択の意味が見えやすくなります。

仲間が増えて楽しくなった直後に、姫野の件が来るからきついんだね……。

そう。だから1期は「チェンソーマン誕生編」だけではなく、デンジが初めて家族のような居場所を持つ物語として見ると、レゼ篇へのつながりがよく分かるよ。

