『チェンソーマン』のアニメ続編として制作が決まったのが、正式タイトル『チェンソーマン 刺客篇』です。検索では「アニメ2期」と呼ばれていますが、公式は現時点で第2期という表記を使っていません。
刺客篇は、劇場版『レゼ篇』の直後から始まり、デンジの心臓を狙う世界各国の刺客が東京へ集まる物語です。 原作では第53話から第70話、単行本7巻と8巻に当たります。
この記事は『チェンソーマン 刺客篇』および原作第70話までの重大なネタバレを含みます。

チェンソーマンのアニメ2期って、レゼ篇の続きでいいの? どんな話になるんだろう。

正式名称は「刺客篇」。レゼとの戦いで世界に知られたデンジを狙い、各国の凄腕デビルハンターが一斉に日本へ来る話だよ。
チェンソーマンのアニメ2期は「刺客篇」
2025年12月21日、ジャンプフェスタ2026で『チェンソーマン 刺客篇』の制作決定が発表されました。公式は「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の続編」と明記しています。さらに2026年6月19日には最新ティザーPVが公開され、デンジを狙う刺客と新キャラクターの姿が示されました。
一方で、放送日・公開日・TVシリーズか劇場作品かという形式は、2026年8月25日時点で発表されていません。 そのため「アニメ2期」という呼び方は検索上わかりやすい通称であり、確定したシリーズ表記ではありません。
| 項目 | 2026年8月25日時点の情報 |
|---|---|
| 正式タイトル | 『チェンソーマン 刺客篇』 |
| 物語の位置 | 劇場版『レゼ篇』の直接の続編 |
| 制作 | MAPPA |
| 監督 | 𠮷原達矢 |
| 脚本/音楽 | 瀬古浩司/牛尾憲輔 |
| 公開・放送時期 | 未発表 |
| TV・劇場などの形式 | 未発表 |
キャストはデンジ役の戸谷菊之介、マキマ役の楠木ともり、早川アキ役の坂田将吾、パワー役のファイルーズあいらが続投。監督は劇場版「レゼ篇」と同じ𠮷原達矢、脚本は瀬古浩司、制作はMAPPAです。
刺客篇は原作の何巻・何話からどこまで?
原作で「刺客篇」と呼ばれる範囲は、第53話から第70話までの全18話です。単行本では7巻と8巻がちょうどこの範囲に当たります。タイトルが「刺客篇」である以上、この区切りまで映像化する可能性が非常に高いでしょう。
| 映像作品 | 原作範囲の目安 |
|---|---|
| TVアニメ第1期 | 1~38話(1~5巻途中) |
| 劇場版 レゼ篇 | 39~52話(5巻後半~6巻) |
| 刺客篇 | 53~70話(7~8巻) |
| その次 | 71話以降(9巻・銃の悪魔へ) |
劇場版「レゼ篇」が第52話相当で終わるため、刺客篇は続きの第53話から自然に始められます。反対に第71話以降は銃の悪魔をめぐる次の大きな章へ入るため、刺客篇に多く含めると物語の区切りが悪くなります。
原作の続きを先に読みたい場合は7巻から。アニメ化範囲を最後まで確認したい場合は8巻まで読めば十分です。
アニメ2期・刺客篇の内容をネタバレ解説
デンジの心臓が世界中の標的になる
レゼとの大規模な戦闘により、チェンソーマンの存在は日本国内だけでなく世界各国へ知られます。各国が欲しがるのは、デンジ本人というより、彼の胸にあるチェンソーの悪魔の心臓です。
その価値を奪うため、アメリカ、中国、ドイツなどから刺客が来日します。敵が一つの組織ではないため、公安対刺客という単純な戦いにはなりません。刺客同士も標的を奪い合い、途中で協力と裏切りが入れ替わる多層的な争奪戦です。

公安はデンジを護衛する
公安はデンジ、アキ、パワーをまとめて護衛対象にし、岸辺を中心に迎撃体制を作ります。ところがデンジは危機感が薄く、刺客の中には一般人へ変装できる者もいるため、誰が敵なのかを見分けられません。
ここで刺客篇はバトル作品であると同時に、スパイ映画のような緊張を帯びます。駅、路地、百貨店など日常の場所が突然戦場になり、会話していた相手が次の瞬間には別人だったという展開が連続します。
刺客篇に登場する主要な刺客
クァンシ|中国から来た最強クラスのデビルハンター
クァンシは白髪と眼帯が特徴の女性デビルハンターです。複数の魔人を連れ、素手と刃物だけでも公安の精鋭を一瞬で制圧するほどの速度を持ちます。さらにデンジと同じ「武器人間」に関わる秘密も抱えています。
彼女は単純な悪役ではなく、仲間を守る条件と引き換えに任務を受けています。刺客でありながら守る対象を持つ点が、デンジやアキたちとの対比になります。
サンタクロース|人形の悪魔を使う最大の策士
サンタクロースは、人間を人形へ変えて支配する「人形の悪魔」の力を使います。名前から老人一人を想像しやすいものの、作中では正体と役割が何重にも偽装されており、誰が本体なのかが大きな仕掛けになっています。
人形に触れた人間が次の人形を増やすため、東京の群衆そのものが敵へ変わります。個人の強さだけでなく、都市全体を盤面として使う点で、ほかの刺客より危険です。
アメリカの三兄弟|皮の悪魔で他人になりすます
アメリカから来る三兄弟は、「皮の悪魔」の力で殺した相手の姿を借ります。戦闘能力ではクァンシほど圧倒的ではありませんが、味方の姿に化けて護衛網へ入り込めるため、別方向の怖さがあります。
ただし、想定外の事故やデンジたちの無軌道さに振り回され、完璧な暗殺計画が崩れていくブラックコメディも担当します。チェンソーマンらしい緊張と笑いの切り替えが濃い陣営です。

刺客篇最大の見どころは「地獄」と闇の悪魔
刺客同士の争奪戦は、人形の悪魔の契約によって次元の違う展開へ進みます。デンジたちは突然「地獄」へ落とされ、そこにいる闇の悪魔と遭遇します。
闇の悪魔は、人類が理屈より先に恐れる「根源的恐怖」の一つです。銃や爆弾のように人間が作った恐怖ではなく、暗闇そのものへの恐れから生まれているため、これまでの悪魔とは比較できない力を持ちます。
岸辺やクァンシのような超一流でさえ、闇の悪魔の前では戦闘の土俵に立てません。何が起きたのか理解する前に身体の自由を奪われ、逃げるという判断すら遅れます。

刺客篇が評価される最大の理由は、国際的な暗殺戦が始まったと思った瞬間、物語の尺度が「人間対人間」から「人類には理解できない恐怖」へ変わることです。
アキ・パワー・マキマの見どころ
早川アキ|守る相手が任務より大きくなる
アキはデンジとパワーを問題児として扱いながらも、二人を危険から遠ざけようとします。家族のような共同生活が積み重なったことで、銃の悪魔への復讐より「今いる二人を失いたくない」という気持ちが前へ出始めます。
パワー|地獄の体験が深い傷になる
普段は自信満々のパワーも、闇の悪魔の恐怖には耐えられません。帰還後も怯えが残り、デンジを頼るようになります。この変化はギャグだけでなく、後のデンジとパワーの関係を支える重要な描写です。
マキマ|闇の悪魔と対抗できる異常性
刺客篇では、マキマが各国から警戒される理由も輪郭を持ちます。闇の悪魔と短時間ながら対抗し、地獄から仲間を帰還させる姿は、彼女が単なる公安の上司ではないことを決定的に示します。
刺客篇は何話構成になる?映画の可能性は?
公式が発表しているのは「制作決定」までで、TV放送か劇場公開かは未発表です。原作18話分という長さは、TVならおよそ7~9話、劇場作品なら長めの1本にまとめられる規模です。
ただし刺客篇は登場人物が多く、変装、三つ巴の戦い、地獄、帰還後の決着まで場面転換が激しい章です。人物関係を削らず描くなら、TVシリーズまたは配信シリーズの方が相性は良いと考えられます。これは原作量からの予想であり、公式発表ではありません。
最新PVとスタッフ情報は公開されていますが、時期を断定できる材料はまだありません。記事公開後に放送日や形式が発表された場合は、冒頭の表を更新する必要があります。
刺客篇を見る前に必要な作品
刺客篇は劇場版「レゼ篇」の直後なので、TVアニメ第1期だけでは一章分抜けます。最低でも第1期→劇場版レゼ篇→刺客篇の順番で見るのがおすすめです。
レゼ篇では、デンジの正体が大規模な戦闘を通して外部へ知られる過程が描かれます。ここを見ていないと、なぜ突然世界中がデンジの心臓を狙うのか、マキマがなぜ警戒を強めるのかが分かりにくくなります。
刺客篇の次は銃の悪魔へ
刺客篇が第70話で終わると、第71話から物語は銃の悪魔との対決へ進みます。アキの復讐、各国政府とマキマの関係、デンジが公安にいる本当の意味が一気につながる第一部終盤です。
そのため刺客篇は独立した国際暗殺バトルであると同時に、第一部の核心へ入る直前の転換点でもあります。ここで描かれるアキの迷い、パワーの恐怖、マキマの異常性は、次の章を理解するための準備です。
まとめ|アニメ2期は世界規模の争奪戦になる
『チェンソーマン 刺客篇』は、劇場版「レゼ篇」の続編として制作が決定しています。原作範囲は7~8巻、第53~70話。世界各国の刺客がデンジの心臓を狙い、公安を含めた複数陣営の争奪戦が始まります。
見どころはクァンシやサンタクロースとの戦闘だけではなく、地獄と闇の悪魔の登場によって、作品の世界観が人間の理解を超える瞬間です。 放送・公開時期と形式はまだ未発表なので、確定情報が出るまでは「刺客篇=TVアニメ第2期」と断定しないのが正確です。

レゼ篇よりさらに敵が増えるだけじゃなく、地獄で作品のスケールそのものが変わるんだね。

そう。刺客同士の読み合いと、闇の悪魔へのどうしようもなさ。その落差が刺客篇のいちばん恐ろしいところだよ。

