昭和元禄落語心中1巻の感想※ネタバレ注意!落語に魅入られた男の物語!

昭和元禄落語心中1巻

昭和元禄落語心中(しょうわ げんろく らくご しんじゅう)だし、表紙に落語家が描かれているので落語の物語っていうのは、すぐにわかりますよね。

 

内容も落語界の物語になっていて、あまり肌に合わないかなって思ったのですが、1巻を読んで一気に引き込まれました!

もちろん、落語家の噺をしているシーンも凄いんですが、僕が引き込まれた理由は複雑に絡み合う人間関係!

見ているだけでも辛くさせる描写が見どころの作品だと思いました。

 

それでは、昭和元禄落語心中1巻の感想です!
※ネタバレあるんで注意してください。

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昭和元禄落語心中1巻の感想※ネタバレ注意!

捻くれ師匠と馬鹿な弟子!?

物語は、元やくざの男が弟子を取らないことで有名な落語家名人・八雲の元に弟子入りに来るところから始まります。

昭和元禄落語心中1巻 11p昭和元禄落語心中1巻11p

『オイラはアンタに一目惚れしたんだ 覚えてるかい?1年まえの刑務所落語慰問会』

 

この男は刑務所で開かれた刑務所落語慰問会での八雲師匠の落語に惚れこみ、出所したら弟子に入ろうと決めていた。

それほどまでに衝撃を受けたみたいなのですが、八雲名人は弟子を取らないことで有名な男…

果たして、どうなってしまうのかと思いきや、与太郎の馬鹿で真っ直ぐな性格を気に入ったのか、あっさりと弟子として迎え入れてくれるんです。

 

 

しかし、名人・八雲は見たまんまの頑固おやじであり、これまで1人も弟子を持とうともしなかった、ひねくれた性格の持ち主なわけで、

弟子に迎え入れた与太郎に対し、『いいかい アタシが協会に届出すまで お前サンなんか前座でもないよ』とイヤミったらしく言うんです。

こんな嫌味を言われた与太郎は…

昭和元禄落語心中1巻 49p昭和元禄落語心中1巻 49p

『それまでは見習いですから ししょーの小間使いなんでもやりますぜ』

 

八雲師匠は、アタシが許可するまで前座でもないっていうのを『あんた一生前座にも慣れないかもよ?』って意味合いを込めて言っていると思うですが、意味を理解していないのか、与太郎は真っ直ぐ言葉を受け入れ『認めてくるまでは見習いとして頑張ります』と。

こんな感じに、与太郎の非常に素直でひた向きに落語家を目指す姿勢に、さすがの八雲師匠も根負けして与太郎を正式に弟子として見るようになります。

 

こうして、弟子を取ることをしなかった頑固な名人・八雲と、刑期中に落語に衝撃を受け落語家を目指し始めた元やくざ与太郎。

ちょっと変わった師匠と弟子の落語物語が幕を開けます。

 

名人・八雲師匠の落語!

与太郎が刑務所落語慰問会でのたった一度の落語で心を奪われるほどの落語家・八雲師匠。

そんな師匠の落語が凄いんです!

昭和元禄落語心中1巻 31p昭和元禄落語心中1巻 31p

普段は固くて見た目通りの頑固ジジイって感じの八雲師匠なんですが、いざ落語が始まるとその演技は千差万別!

見ている人々を、どんどん引き込み、見ている与太郎は『だれなんだかわかんなくなってくる』と表現するほどに、表現豊かに様々なキャラを演じていくんです!

 

漫画を読んでいるだけで、実際の落語に興味が出てくるほどの迫力で、もっと落語シーンもよみたいのですが

この漫画は、落語のシーン自体は雰囲気が味わえる程度でさほど長くやっているわけではなくて…

絡み合う人間模様!

八雲師匠と与太郎のちょっと変わった師弟コンビのやり取りや、真っ直ぐな与太郎の頑張りも面白いのですが、

この物語で一番みどころになっているのは、八雲師匠が引き取ったい今際亡き親友・助六の娘・小夏と八雲師匠のやり取りなど人間関係。

昭和元禄落語心中1巻 102p昭和元禄落語心中1巻 109p

どうやら助六が死んでしまった理由が、少なからず八雲師匠にあったようで、これが物語を非常に重たくなっていて、2人の心境を考えると涙が止まらない…
。・゚゚ ‘゜(*/□\*) ‘゜゚゚・。

 

一時の小夏は、八雲師匠に『仇討ちしてやる』と言い放つほどに、育ててくれた八雲師匠に敵意をむき出しにしているほどだったし、

助六の死に後ろめたさがあるのか、八雲も小夏が望むならばと『アタシを殺そうがなにしようが自由さ』と返したり…

いったい八雲師匠と今は亡き親友・助六の間にどんな出来事が合ったのだろうか…

 

とにかく重たくて、キャラの気持ちを考えると辛くって…

本当にそれぞれのキャラの描写が素晴らしい作品だと思います。

昭和元禄落語心中1巻を読み終えて

落語を聞いたことがないこともあって、遠ざけていた作品ですが、何となく軽い気持ちで読んでみたら、めちゃくちゃ楽しい物語でした!

与太郎と八雲の明るくて軽く読めるシーンとは真逆で、非常に重たくて師匠や小夏の気持ちを考えると辛くなってくるシーンもあり、キャラ同士のやり取りが楽しかったです。

 

与太郎と八雲師匠の、ちょっとズレたやり取りも、師匠としての経験がない八雲が戸惑っているところも面白いッ!

そして、助六の娘・小夏と八雲師匠のやり取りは非常に重たいんだけど、2人ともどこか戸惑いがある感じで、今は亡き助六が死んでしまった原因が明かされるのが楽しみです!

 

助六が死んでしまった理由は何なのか?

そして、与太郎は立派な落語家になることはできるのか?

人間模様が楽しい昭和元禄落語心中1巻の感想でした!
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

 

昭和元禄落語心中2巻の感想はこちらです。

最後まで読んでくれてありがとうございます(´▽`*)
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