BALLAD~バラッド~1巻の感想※ネタバレ注意!死者が生前の意思を持って甦った世界。

BALLAD バラッド 1巻BALLAD~バラッド~。

この物語は、とある町にアハシマと刻まれた謎の箱が大量に贈られて来るところから始まります。

バラッド1巻 9p2BALLAD~バラッド~1巻9p

アハシマと刻まれた箱が原因で、数日後には政府が臨時対策委員会を設置するほどの事態が起こり

様々な人達の想いが交錯する物語が幕を開けます。

 

BALLAD~バラッド~1巻の感想です!
※ネタバレあるんで注意してください。
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BALLAD~バラッド~1巻の感想※ネタバレ注意!

アハシマが起こす奇跡の現象!

アハシマが贈られた町で起きた奇跡的な現象とは、死んだはずの人間が蘇生!

これがアハシマ1つに対して1人の人間が蘇生するらしく、この町で死んだ大量の人々が甦るわけです。

 

もちろん、物語の主人公となる布瀬一家(ふせ)にもそれは起こります。

バラッド1巻 45pBALLAD~バラッド~1巻 33p

真猿(まさる)『何か急に大きくなってないか?リョー…』

おば『いやだって まあちゃん あなた死んだのよ…1年半も前に…』

 

1年半前に殺人鬼によって殺害されてしまった兄・真猿がアハシマにより蘇生され、家に帰ってきます!

殺人鬼により唐突に死を迎えてしまい、まともに別れも言えなかった兄との再開を喜ぶ竜助(りょうすけ)。

当たり前ですが、死んだ人が生き返ったことで、再開を喜ぶ人もたくさんいるんです。

 

しかし、再生された人は大量にいるわけで、死者が蘇生する現象を察知した警察が動き出すわけです。

 

死者である再人造をどうするか?

アハシマによって蘇生された死者たち再人造(さいじんぞう)。

今回の死者が甦るという奇妙な事件を察知した警察が動き出したわけですが、その際に今回のアハシマで起きた現象を深く知る女・鷹子と刑事のやり取りが印象的で。

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鷹子『でもこの人たちには意思があるのは本当よ どうするのよ 意思もあるのに 感情もあるのに もう一度殺しちゃうの?』

刑事『でもそれ 死人でしょ?』

 

蘇生された死者たち再人造は、それぞれに生前の意思を持っているわけで、何ら生きている人間と変わらないわけです。

しかし、実際のところ蘇生された人たちは、一度死んでいる死者なわけで、言ってしまえばアハシマによって蘇生された生前の意思を持つ化け物でしかない。

 

なにより、みんながみんな大切な人を蘇生すれば世界は大変なことになるし、蘇生されるのが良い人だけではないっていうのは目に見えていますから。

だからこそ、刑事たちは再人造された人たちに銃を向けることにためらいがないし、再人造された人たちを処分する事にも躊躇いがないんです。

 

 

冷静に考えれば、再人造された人たちをどうすればいいのかっていうのは、合理的になって主観を捨てて考えれば、すぐにでも処分すべきであるっていうのは、当たり前なんです。

死者は死者であり、それを蘇らせるのは生命の倫理に反している…それを変えてしまうことを容認すれば世界全体がとんでもない事になるわけですからね。

 

でも・・・

バラッド1巻 167pBALLAD~バラッド~1巻 167p

『気持ちがあるなら 心もあるなら たとえ死んでいても オレは兄ちゃん達を死んだなんて認めない…!』

竜助は合理性だの生命の倫理なんだって理由で、甦った兄たちが死んだなんて認めないし、みすみす殺させるなんてできないんです!

 

そりゃーこうなりますよね?

ただでさえ竜助は、兄たちを殺人鬼に殺されてしまってロクに別れも告げられなかったし

どんな形であれ、いま目の前に兄たちがいることには変わりがないし、再人造は、まぎれもなく兄たちの意志を持っている。

そんな兄たちを、『死者だから処分します』って言われても、容認することはできないですよ。

 

果たして、アハシマと呼ばれる箱で蘇生された再人造達をどうすればいいのか?

生命の倫理を超え甦ってしまった人々をどうするのか?

どうすれば正しいのかっていう難しすぎる答えを出さなければいけない物語が幕を開ける。

BALLAD~バラッド~1巻を読み終えて

色々と考えさせられる物語でした。

甦ろうが、死者だから処分すべきっていう考えは正しい気がするけど、それがしっかりとした意思を持っているとなると、非常に難しくなってきますよね。

ゾンビだったらヘッドショットで済みますが…(笑)

 

ただでさえ、殺人鬼に兄弟を奪われた竜助が主人公っていうことで、可愛そうに思っちゃうのもあるし、自分の大切な人が甦ったと考えると、死者だから殺す直すっていうのは容認しかねますよね…

それでも、再人造を殺さないと世界は大変なことになるのはわかっているし…結局は甦った兄たちと別れる決断をしないといけないのかな?

 

ちなみに、この物語は甦った再人造も意思をもっているわけで、再人造された人たちも自分たちがどうなるべきかっていうのを考えているのが面白かったです。

死者だから死に直せばいいって考えている再人造もいたけど、この世界に大切な人を残して死んでしまった人もいるわけで、全員が死に直すことを受け入れはできないですから。

 

最終的に、どんな結論にたどり着くのかが楽しみなBALLAD~バラッド~1巻の感想でした!
(´∀`*)ノシ バイバイ

最後まで読んでくれてありがとうございます(´▽`*)
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