アルスラーン戦記4巻の感想※ネタバレ注意!自由を望まぬ奴隷たち!?

アルスラーン戦記4巻アルスラーン戦記4巻の表紙は、元奴隷で今は策士ナルサスの従者・エラム。

 

敵国に攻められ陥落した王都から逃げ延びた王子アルスラーンは王都奪還の為に、各地に散っている仲間を集めている最中。

そんな逃避行の最中で、今回の王都が陥落してしまった原因にもなった奴隷の扱いに対し『今の在り方は間違っている』とアルスラーンは考えているのですが、この4巻ではアルスラーンの『奴隷』について、もう一度考え直しざるを得ない出来事が起ってしまいます。

 

それでは、アルスラーン戦記4巻の感想です!

※ネタバレあるんで注意してください。

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アルスラーン戦記4巻の感想※ネタバレ注意

自由を望まぬ奴隷達!?

追っ手から逃げながら仲間を集めるために各地を回っていたアルスラーン達は、とある城砦都市にかくまってもらうことになります。

しかし、この城塞都市を治めていたホディールは、王子アルスラーンを傀儡することを考えていたのですが失敗、その後、アルスラーンの命を狙った事でダリューンたちと一悶着の末に命を落とすことに。

 

城主を打ち取ったアルスラーンは、この城に遣わされていた奴隷たちを開放しに行くのですが、

アルスラーン戦記4巻 奴隷の反乱 75pアルスラーン戦記4巻 75p

『俺たちから、ご主人様を奪いやがったな!!』と、奴隷たちを開放したにも関わらず、奴隷たちから主人の敵と、まさかの反撃を受けてしまう。

 

アルスラーンの中では、王都の一件もあって、奴隷たちは強制的に主人に遣わされていているのであって、本当は奴隷たちは自由を求めていると思っていた。

だからこそ、王都を奪還できたら、奴隷として扱われている人々を開放し、皆が自分の意志で自由に生きられる国を作ろうと考えていた。

しかし、奴隷の中には主人に忠義を誓い、主人の敵を取るために自らの意志で戦う者達もいることを知るんです。

 

奴隷たちに『これからは自由だと』吉報を伝たはずだったのに、それを聞いた奴隷たちは激昂し、自分を殺そうとしてきた…

自分の勝手な思い込み…『奴隷はみな無理やりに使わされていて、本当は自由を求めている』ということが間違いだったことに気が付いたアルスラーンの表情から痛いほどに気持ちが伝わってきます…
(w_-; ウゥ・・

 

こんな一件があり、どうしたらいいのか分からなくなってしまったアルスラーンは策士ナルサスに助言を求めます。

ナルサスの想い。

城塞を追われたアルスラーンが、道中でナルサスに『人間は本当は自由など必要でないのだろうか?』と質問をするのですが…

アルスラーン戦記4巻 83pアルスラーン戦記4巻 81p

『奴隷たちが自由より鎖に繋がれた安楽を求めるように会ったのは 誤った社会制度の…なんにしても私の申し上げることなどに左右なされますな』

『殿下は大道を歩もうとしておられる ぜひその道をお進みください』

 

と、すでに奴隷たちをどうするべきかの答えを自分なりに持っているナルサスだけど、アルスラーンに自分よりも遥かに大きな器を感じているのか

一度は自分の考えを…『社会制度の改善』を進言しようとするも口を濁し、最後には、自分の考えに影響を受けずにアルスラーンには、自分で考えて答えを出してほしいと。

 

過去にアルスラーンと似たように考え奴隷を開放するも、うまくいかなかった過去を持つナルサス。

そんな彼が失敗を踏まえて自分なりの答えにたどり着いているにもかかわらず、進言を止めたことからも、ナルサスのアルスラーンへの信頼と期待が予想以上に大きいものであるって感じます。

 

様々な苦労を乗り越えながらアルスラーンがどう成長するかが楽しみになるシーンでした!

 

動き出す銀仮面とアルスラーンの王としての資質!

ナルサスやダリューンと言った名将たちの力添えもあり、アルスラーンを捉えることができない銀仮面。

そんな状況に苛立ちを隠せない銀仮面と配下のやり取りが、印象的で、

アルスラーン戦記4巻 銀仮面 169pアルスラーン戦記4巻 169p

『ダリューンにナルサス…なぜあの未熟な子供にそれほどの人材が揃って従うのだ…!』

 

ただの王子…それも王都が陥落した国の王子で、まだ未熟な子供に、なぜ名将たちが従うのか?

アルスラーンに目立った特徴や功績がないことからも、銀仮面は名将たちが付き従う理由は『王子であるから』と考えたのか、いつも冷静な銀仮面が怒りを隠せずに拳を握りしめる。

自分こそが正当な王だと信じて疑わない銀仮面だからこそ、この名将たちが偽りの王子に従っている現状は許せないって感情が伝わってきますね。

 

 

ただ、物語が進むにつれてアルスラーンは人を引き付ける性格や、大きすぎる器など、徐々にアルスラーンが、ただの王子ではなく、王としての資質を十二分に秘めていることはわかっていると思いますが、この4巻は、アルスラーンに隠されていた才能が、また一つ明らかに!

それは、大量の敵に命を狙われながら逃げている際の出来事、

アルスラーン戦記4巻 アルスラーンの知性 157pアルスラーン戦記4巻 157p

 

『これほど しつこく追ってくるということは、我々をペシャワールに入れたくないということだ 確信した!ペシャワールは敵の手に落ちていない!』

 

策士ナルサスや、戦闘慣れした万騎士長ダリューンの影に隠れていて、これまで戦闘時アルスラーンは周りについていくのがやっとっていう印象を受けていました。

しかし、今回の大量の敵に追われて命が危ないっていう状況にもかかわらず、アルスラーンは冷静に思考を巡らせ敵が必死に追ってくる理由を見抜いているわけです。

 

銀仮面には、周りに優秀な兵を抱えているだけのボンクラ王子と認識されているアルスラーンだけど、明らかにアルスラーンの王としての資質は本物だと思う。

周りが凄すぎるて、影が薄くなっているけど、アルスラーンは人間性だけではなくて、闘う騎士や策士としての才能も十分だし、戦うことしか取り柄のない銀仮面よりも王としての相応しい気がしました。

 

アルスラーン戦記4巻を読み終えて

奴隷制について、一度は答えを出したアルスラーンだけど、城塞の一件で再び悩むことに。

その結果、奴隷がみな無理に使わされているわけではないと気が付いたうえで、奴隷を開放するべきと答えを出すあたりは、さすがって感じでした。

 

様々な地を巡り、様々な人や奴隷達を見たことで、王宮暮らしの頃よりも、遥かに大きな世界を知ることができたし

確実に王としての資質を発揮しだしていることからも、今後のアルスラーンの成長も楽しみです。

 

『俺こそが本来の王である』と叫び、怒り狂う銀仮面とどんな決着をつけるのか?

アルスラーンが出す答えが楽しみなアルスラーン戦記4巻の感想でした!
o(* ̄ー ̄)〇グッ♪o(* ̄∇ ̄)ノバーイ♪

 

アルスラーン戦記5巻の感想はこちらです。

アルスラーン戦記5巻の感想

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